ヘビメタパパの書斎 › A › 7年目なう。

2012年12月04日

7年目なう。

このブログがスタートしたのが、2006年12月4日
ってことで、丸々6年を経過して7年目に突入しましたよ。

・・・ってことは、この頃に生まれた子供も小学生になってるってことか!(計算合ってるかな?)
そいつぁワタシもトシをとるわけですよ。

・・・ってことは、ウチのコドモたちも2006年当時はさぞかしカワイかったんだろなーと遠い目で回想に耽ってしまいますね。

ちなみに管理画面から見てみたら現在、665記事をアップしているようだ。
・・・ってことは、日数で割ると平均ペースが・・とか言ってる場合じゃないじゃないか!
この記事が666じゃないか!
なんたる偶然!

メタラーにとって特別な数字である666をこの節目で迎えるとは・・今、管理画面開いて背筋が震えたね。アドレナリンが脳内を巡ったね。(このあたり、伊藤政則風に)
メタラーの人なら驚愕を共有してくれますよね、ね、ね。

・・・おっと、熱くなりすぎた。

当時と違って、最近はfacebookだのtwitterだのといった各種SNSも台頭してきている中で、たまーにでも見にきて頂ける方がいらっしゃるのは大きな励みになっていますよ。
もともとは「自己主張の場なんだから、誰かに見てほしいなんて思いは皆無だから!我が道を勝手に進むんだからね!」と思ってましたが、やっぱりヒトサマの支えってのはデッカイ元気玉なのであります
改めて感謝感激雨嵐であります。

今にして思えば、子供たちが幼いころは毎日がキラキラとしたかけがえのない瞬間の集合体でした。
日々、驚かされることや新しい発見がありました。

が、さすがに二人とも小学生になると日々は「学校生活」という日常に流されていくようになり、ワタシ自身がそういった発見をすることが少なくなった。
ムスメなんぞは、もう精神的にはオトナになりたい時期に入ってきている。
当然、二人ともがそれぞれにそれぞれの意志を持って自我を確立しつつある中で、ブログに取り上げにくいなーと思う場面も増えてきた。

音楽も、常に新しい発見があるのは間違いないけど、そういった場面が減ってきているのも間違いない。
そりゃー、20年以上聞いてれば新鮮味というか「あ、●●っぽいね」「あー、あのアルバムと比べると、ちょっと・・・」とかって思っちゃう場面も多々あるし。

そんな状態ではありますが、以前から書いているように、このブログは自分の文章力&プレゼン能力の欠如をキッカケに始めたものでありますので、内容はどうであれ、更新ペースはどうであれ、続けていかねばと思っておりますよ。

ってことで、結局のところダラダラと7年目を迎えた「ヘビメタパパの書斎」
これからも皆様から「痛々しい四十路メタラー」と冷たい目で見られようが、自己満足だねと笑われようが、細々とアンダーグラウンドでいいので続く予定なのであります。
ナマ暖かい目で見守ってやってくださいませ。

・・ボチボチ、子供もパソコン使えるようになってきてるし、風当たりは強いなー。

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さて、この節目の日には、初日に取り上げたバンドに敬意を表して(?)、そして自分の初心を忘れないように、彼らのアルバムですね。


ANGRA / TEMPLE OF SHADOWS

7年目なう。

ブラジル出身、クラシカルスピードメタルの草分けといってもいいでしょう。
2004年発表の5thですかね。

バンドの創始者でもあり、象徴とも思われていたアンドレ・マトスが脱退。
その衝撃と不安の中、新ヴォーカリストのエドゥ・ファラスキを迎えて見事に原点回帰かつ最高傑作とも言われる[REBIRTH]をリリース。
その真価を問われる試金石となるアルバム、といったところでしょうか。

前作で「ANGRAらしさとは何か」を徹底的に追求、ブラジリアンな土着的空気と、バンドの象徴ともいえる「聖」なるムードが見事な相乗効果を見せて最高到達点に辿り着いた感がありました。
続くこのアルバムでの方向性が焦点でしたね。

結果としては、そのムードは残しつつ、さらに重厚さと攻撃力を増したアルバムとなりました。
ここで言う「攻撃力」は、単純なスピード感やリフの鋭利さではなく、アルバムの圧力というか存在感というか・・・そういった意味で、さらに一つ階段を登ったという感があります。
アルバム全体の構成も緊張感に満ちており、そういった「完成度」を根拠に、このアルバムを最高傑作とする人も多いのではないでしょうか。

まぁ、個人的には[REBIRTH]のほうが好きなんですけどね。
まぁ、もっと言ってしまえば、[ANGELS CRY][HOLY LAND][REBIRTH]と同じくらい好きなんですけどね。
まぁ、そういう意味では残念ながら好きな順位をつけると中くらいとか中の下になっちゃうんですけどね。

こればっかりは、今まで残してきたアルバムが素晴らしすぎたからにすぎないわけで、仕方ない。

とはいえ、上述の通り完成度はピカイチだと思います。

オープニングを飾る[Deus Le Volt']は闘いの幕開けを思わせる緊張感を湛え、続く[Spread Your Fire]は尋常じゃない高揚感と勇壮さを伴っていながら、美しく、目眩くような芸術的側面を併せ持ちます。
この曲はANGRAの歴史の中でも筆頭クラスの昂り。指折りの名曲でしょう。
ヒトカラで「ANGRA歌いたいなー」と思うと、高確率でチョイスします。♪グローーーリヤーーース!!

[The Temple Of Hate]では、カイ・ハンセンのファン歓喜!「アーライ!!」に続く新たなゴッドボイス生誕!!という興奮に・・・
いやいや、そこだけじゃなく、曲としてもANGRAらしい疾走感、初期を思わせるクラシカルアレンジの間奏やコーラス。
逆にその空気がアルバム中で浮いてるような違和感さえありますが、初期のファンにはウレシイところ。

前作と共通する「荘厳」というキーワードの中、天使・救済を想起する前作、漆黒・闘いの前の緊張感を想起する今作。
好みは二分されるのではないかと思います。

名作であることは間違いなく、一般的にも最高傑作の呼び声が高い。
しかも指折りのキラーチューンが存在している。
ワタシのような偏った嗜好を持つ人以外に勧めるなら、おそらくこのアルバムになるのでしょう。

なのに、ワタシの個人的評価という意味ではやや微妙な位置に存在するフシギなアルバム。
VIPER時代からのANGRAファンの中での評価ってどうなんだろうなー。


Angra - Spread Your Fire ・・ うーん名曲!昂ってくるぜぃ!



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Posted by テン at 07:25│Comments(0)A
 
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