ヘビメタパパの書斎 › 2008年05月27日

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2008年05月27日

事故った

事故った。

市内の見通しの悪い交差点。前々からアブないとは思ってた。

その交差点、ワタシは一旦停止していた。「止まれ」の標識があるからね。

で、右側から一台のクルマが走ってくる。そっちは優先だから当然フツーに進入してくる。
そこに正面から「止まれ」を無視してクルマが走ってくる。
「このタイミングだと…」と思った瞬間。

ドガーン!

やっちまったなぁ!

と思った瞬間。
その2台が自分のクルマへ突っ込んでくる。
…来る。
…くる。
…クル。

ドガーン!

…オイオイ。コラコラ。
(余談ですが、事故の瞬間、スローモーションに見えるってのはホントですね。)


運転席が開かないくらいボコボコでも、コッチに全く非がないからかアタマは冷静だ。
多分、当事者の二台はオロオロしてるだろなと思い、ワタシが110番。

後部座席ではコドモたちが怯えている。
そりゃそうだ。けっこう衝撃が大きかったし。
泣き叫ぼうにも声にならないって感じだ。

我が家ではコドモたちが小さいときから、後部座席であろうが、どれだけ泣き叫ぼうが、必ずシートベルトを着けさせる。
自分の運転が安全だったら大丈夫かというと、んなこたぁない。
安全じゃないヒトが運転していたら、コッチの危険も同確率だ。
コドモたちに「ベルトしないと、ぶつかったときに死んじゃうぞ。」と諭してきたけど、身をもって恐怖を感じたと思う。

だから思うんだけどさ。

コドモを背負って運転しているお母さん。
コドモを膝に乗せて運転しているお父さん。


ウチでも「イヤだイヤだ!」と泣いて乗りたがらない時があるから、キモチは分かるけどさ。
いくら「自分は大丈夫」って思っても、周りは安全運転のヒトばかりじゃないですよ。

もし相手が突っ込んできて自分はエアバッグとかで助かっても、コドモはクルマと運転手のサンドイッチですよ。
これでコドモの身になにかあったら、親が殺したようなもんだと思うわけです。
そういうクルマを見かけるたびに、「何かあったら、悔やんでも悔やみきれないだろな…。」と思うわけです。
「あの子、可哀相だな」と思うわけです。


ショッキングな出来事でしたが、コドモたちにとっては貴重な体験だった…とプラス思考で切り替えてます。

夜、寝るときにムスメが
「おとーさん、今日はぶつかったでビックリしたなぁ。でも、イヤなことは忘れような。イヤなこと思い出すと、またイヤな気分になるでな。昼ゴハンも夜ゴハンもオイシかったし、今日も楽しかったよねって寝ような。」
と、笑顔で話しかけてくれました。

普段は「昨日バローでお菓子買ってくれんかった」とか「さっきのアイスクリームが小さかった」とかネチネチブツブツとイヤなことを思い出すくせに、よく言うよ…というのは奥様の弁。

ワタシは、「そんなことを言えるようになったか」…と感慨に浸りながらも、交差点の風景が脳裏から消えない夜でした。  

Posted by テン at 07:54Comments(6)雑記棚