ヘビメタパパの書斎 › 2010年07月

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2010年07月30日

ニクニク・バースディ

先日、ムスメが8歳になりました。

このブログを始めたときには4歳だったわけですよ。
それが8歳ですよ。

なんだかねぇ・・・ピンとこないわけですよ。

5歳、6歳くらいまでは「そうかぁ5歳かぁ」とかっていう実感があったんですが、小学校に入って7歳、8歳くらいになってくると、何かの紙とかにムスメの年齢を書くときに「・・あれ?何歳やったっけ?」ってなこともしばしば。
ま、自分の年齢も「・・・あれ?」ってこともあるわけですから、ムスメが云々ではなく自分の記憶力減退でしょうかね。





ワタシ「誕生日、何がたべたい?」
ムスメ「そうやな。まず唐揚げ。あと、春巻。」
ワタシ「じゃ、主食はどうするよ。オカズばっかやなけ」
ムスメ「うーん、ラーメン」
ワタシ「ラーメンかぁ・・別にいいけど・・・暑いぞ」
ムスメ「そうやな・・・暑いな。いつでも食べれるしな。じゃ、ハンバーガー!」
ワタシ「ハンバーガーも普段いつでも食えるなけ」
ムスメ「じゃ、ハンバーガーを自分で作るってのはどうやろ?」
ワタシ「お、それならいいんじゃね?」

ってことで、今年のメニューは決まりました。

春巻は冷凍のヤツが冷凍室にあるから、揚げるだけだ。問題ナシ。
春巻は以前に自分で作ったけど、あまりにも不評で・・・それ以来チャレンジしてないのだ。

唐揚げは、ボウズの時にムネ肉でうまくいかなかったから、今回は・・・と気合を入れてたわけですけどね。
で、そういえば・・・と思い出したのですが、「大衆料理酒場 樹」から来てた7月のメールマガジンに「秘伝の唐揚げレシピ」が載ってた!ってことを思い出してですね。
それを参考にさせていただきましたよ。(大将、ありがとー!!)
で、反省としては
・漬け込みすぎた(半日近かった。ちょっと予定外の予定が入ったりして・・・)
・サイズが小さくて固くなった。(ボウズの時の反省が全く生かされてない)
が、全般的には好評でした。

ハンバーガーはですね。
いつもはレシピ無視で肉ちょっぴり野菜タップシの「野菜たっぷりハンバーグもどき」を作るわけですが、今回は誕生日だし一般的レシピ通りに「ハンバーグらしいハンバーグ」を作りましたよ。
うーん、いつもと違ってニクニクしい食感だなぁ。

問題はパンだ。

スーパーへ行っても、意外と「ハンバーガー用パン」は売ってないよね。
で、思い出したのが某コンビニのレジに置いてある「チキンをコレに挟んで食らってくだせぇ」というバンズ。コレを買ってきました。
あとはレタスチーズ
この「手作りハンバーガー」がヒットでした。
自分で肉やレタスやチーズやソースをパンに挟む。
肉汁やソースがボタボタと滴るけど、それもお構いなしでカブりつく。コレは今後もウチの定番になるかも・・・。

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今年のプレゼントもスンゴク迷ってたようですけどね。
未だにDSが欲しいらしいが、ちょっと熱は冷めてきたようだ(いや、諦めただけかもしれない)。

で・・・
じいちゃんばぁちゃん① ・・・ ローラースケート。靴のカカトにカポッと装着するタイプのローラー。
じいちゃんばぁちゃん② ・・・ 万歩計(じいちゃんが付けてるのがウラヤマしかったらしい)
ワタシ&奥様 ・・・ 腕時計。リラックマがついてるヤツだ。

なんだか「プリキュア!しゅごキャラ!」とキャラクターものを欲しがってたのが懐かしいなぁ。

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8歳ともなると、態度や発言にいろいろな「計算」が見え隠れするようになる。
オンナノコだから余計にそうだよね。
きっと。
奥様からすると、その「計算」が見えるのが気にいらないらしい。
ワタシからすると、その「計算」をめぐらせて発言するのがカワイイ。大人びてガンバってるのがカワイイ。

最近は奥様がワタシにいろいろ注意したりすると
「おかーさん!おとーさんが悲しそうな顔しとるに!おとーさんはおかーさんに怒らんに!おとーさんばっかり、かわいそうやに!」
などと、助け船を出し、そしてコチラを見てニコリと微笑むのだ。
ワタシとしては、「なんたるトーチャン想いのムスメ!」と思うのだが、ちょっとロコツすぎて奥様からすると面白くないだろなぁ・・・と心配はしている。
ま、ワタシも「おかあさんはな、ただ怒っとるだけじゃなくてな・・・」とフォローするし、その後横からボウズが「なんでよ! おかーさんは悪くないさ!」と奥様の味方に加わるから、プラマイゼロ・・・なのか?

幼少期~保育園あたりまでは、とにかく熱をよく出すムスメだった。
40度越えなんてこともよくあった。

保育園入園前には、諸事情で母親不在の時期が半年以上あった。
その期間は幼心には大きな衝撃だったからだろうか、そのときの記憶や思い出を今でもよく「あのときなぁ、おとーさんと二人でなぁ・・・」と話してくれる。

いろいろ心配したけど、なんとかスクスクと育ってくれている・・・と思う。

奥様は「一人目の子だったから、育て方が分からんかったもんで・・・今になって「あーしとけば、こーしとけば」と思うことがあるんやさ」と言っている。
が、ワタシは「全然大丈夫やさ!なんも後悔する必要ないさ!」って言っている。

蛙の子は蛙。
鳶が鷹を生んだわけじゃない。
自分と照らし合わせてみれば、そんなゼータクは言えない。充分だ!

Happy Birthday !!
  

Posted by テン at 07:27Comments(4)子供たち棚

2010年07月26日

20枚目のデジャヴ

すっかり「ベテラン」の域だ。

初期の「ニワトリの首を締めたようなハイトーン」と揶揄されたヴォーカルスタイルも改善され、音楽性もドッシリしたものになってきた。

が。

初期からのファンにとっては「カッコいいんだけど、何か違う」という朧げなものがあったんじゃないかと思う。
その朧げなものが、少し晴れたような気がします。

RAGE [STRINGS A WEB]



通算・・・何作目だ?Wiki、Wiki・・・っと。

おぉ! 20作目! GAMMA RAY と同じかぁ。
元々、RAGEを聴きはじめたキッカケは [Secrets In A Weird World] だから・・・これが1989年だから・・・そうか・・・あまり振り返るのはよそう。
お年寄りほど昔話が好きなのさ。
知ってるさ。
あぁ、知ってるさ。

ヴィクター・スモールスキ(Gt)が加入し、
個性的なメロディとスピード感は若干シフトし、
どちらかというと根幹の骨太さを重視したストロングな作風になって・・・
なんつーかな・・・CHILDREN OF BODOM が、どんどん剛直になっていく過程での「カッコイイし、納得しながらも一抹の寂しさが・・・」ってのと似てるかな。

が、今回のアルバムでは初期の・・・というと語弊があるな。メロディと貫祿が絶妙なバランスだった中期の薫りが感じられます。
特異なリズムチェンジの中に盛り込まれるキャッチーなリフとメロディ。
ワタシの中でのRAGE像がフと蘇って、「お、今回はチト違うぞ」という期待感が膨らみます。

前半は、そのRAGEらしいメロディを随所に散りばめながらも、昨今のストロングな質感も健在。
中盤では、異なる作風でありながら、これまたワタシが大好きな [XIII][Welcome To The Other Side]あたりのダークでシンフォニックで妖しげなムードの組曲。
GAMMA RAYのアルバムでも感じたような、ある意味では「集大成の一区切り」といった感があります。

付属のDVDでは、シュミーア(DESTRUCTION)、ハンズィ(BLIND GUARDIAN)といった豪華ゲストに目を奪われるわけですが、冷静に聞くとピーヴィのパフォーマンスで見られるヴォーカルの衰えが気になるところ。
ま、昔のようなハイトーンヴォーカルは無理だし、体型も大きく変わったし、多少のフェイクはやむなし・・・かな。
それでも今回の来日でも貫祿充分のパフォーマンスを見せてくれたらしいし、まだまだベテラン健在なのだ。
シュミーアと競演しての初期の名曲、[SUICIDE]はオールドファン感涙!

Rage - The Edge Of Darkness




RAGE / SUICIDE 【Wacken Open Air 09】

  

Posted by テン at 07:10Comments(0)R

2010年07月23日

アディオス! 鳥取!

さて。
初日2日目も長くなってしまってゴメンナサイ。多分、今日で終わり・・・のつもりで書かねば。





2日目はけっこうヘビーな一日でしたよ。

遠距離ドライブ寝不足砂丘散策海水浴プール・・・・
そこにビールを流し込めば、もう寝るばかりだと思うでしょ。
あぁ。そう思ってたよ。思ってたさ。

ところがですね・・・。


18:45
奥様「せっかくだから、ホテルの窓からじゃなくて砂丘で夕陽を見よう」
ワタシ「ゲ!そんな体力ないし・・・ビール飲んだで運転できんし・・・充分ホテルから見えるし・・・」
奥様「遊歩道を歩けば10分か15分くらいで着くらしいよ」

さっきまでグッタリしていたコドモたちは、ジュース飲み放題&唐揚げ食い放題で体力が戻ったからか「行ってみようよ!」

そうなると、ワタシも行くしかない。
大量のビールで軟体化した老体にムチ打って、ホテルから15分ほどかけて再び(いや、「三度」だな)砂丘へ。

サンセットを眺めるために、けっこうたくさん人がいます。
「馬の背」で見てる人もいるけど、さすがに今回はパス。入り口付近の小高いところでサンセットを待ちます。

19:10
水平線付近に雲があったから、水平線に沈む夕陽・・・というわけにはいかなかったけど、その雲を染めながら沈んでいく夕陽も素晴らしい。



無理して来た甲斐があったよ。
いつもなら「ケッ!」と思ってしまうカップルたちの姿をみても「いい景色だよね。シアワセだよね。感極まるよね。」と、この空間を共有した「心の友よ!」的ジャイアニズム(いいジャイアンver)な感情を抱いてしまいます。
うーん、雄大な風景はワタシのヒガミっぽい歪んだココロまで解放してくれるものなのだ。

ホテルへ戻り、コドモを寝かせつけて奥様と二次会。
もう寝るつもりだったけどね、せっかく二次会用に各種アルコール&ツマミを買ってたしさ。
あ、鳥取名産(?)の「とうふちくわ」ってのが美味しかったよ。ショーユをちょっとつけてガブっとね。
刺身も含め、素泊まり&買い出しを考えるならショーユは必需品だね。
ウチですか?
ウチはワタシがショーユフェチなので、キャンプだろうがなんだろうが泊まりの時は「ミニしょうゆ」持参です。ヌカリナシ。

旅行へ来た解放感、たらふく飲んだアルコール、感傷的な夕陽・・・いろいろ重なったからでしょうかね。普段聞けないような奥様のキモチを聞くことができた。
へー。そんなふうに思ってたのか。
グッタリしてウトウトしながらも改めて「来て良かった」と実感できた夜でしたよ。





さて。最終日の朝。昨日買い出ししておいたパンをカジってから・・・

6:30
最後の最後に砂丘を早朝散歩
まだお土産屋さんがオープン前だから、そのお土産屋さんの駐車場に停めて砂丘へ。4度目だね。
最後だから・・・ってことで馬の背まで登ってみる。

風が強い!砂が飛んで来る!目や顔にバシバシ当たる!
が、その風のおかげで砂丘名物?「風紋」を見ることができました。



この日は、歩いたところがどんどん新しい風紋になっていくほどの強風でした。
最後の風景を目に焼き付け、砂丘を後にします。
グッバイ砂丘。
アディオス砂丘。



あ、最後に砂丘でクワガタを見つけたよ!砂丘にクワガタがいるんだねぇ。

8:00
チェックアウト&出発。なにしろ長旅だからね。早めに出ておかないとね。
鳥取市内運転中に、山のほうに小さなお城らしきものが見える。昔からあるのか、後から作ったのか分からんようなシロモノだ。
ムスメ&ボウズ「お城いいなぁ。見たいなぁ。」
・・・オマエラ、今まで一度もそんなこと言ったこと無かったのに。

・・・と、思いつつも

ワタシ「そういえば、姫路なら通り道やな。寄ってみる?」
奥様「うーん、行きたいけど、遅くならんか?」
コドモ「いくいくいくいく!」

ってことで、急遽姫路城へ。
中国自動車道から寄り道すること30分くらいかな。

10:30
姫路城着。暑い。とにかく暑い。
しかも改修中で足場が組んである。せっかく来たのにナンテコッタ!

改修中だから、本殿には入れない。姫路城の周辺散策って感じになってしまう。
ボウズは暑さでグッタリ。
ムスメは・・・意外な食いつきだった。パンフを片手に「あれはなぁ、400年前になぁ・・」とか「あれはなぁ、5種類あってなぁ・・」などと解説を始める。
ボウズは自然に対して敏感だが、ムスメはこういった歴史的ゴタクが好きらしい。うーん、意外な発見。
「あーぁ、お城の中に入りたかったなぁ」と嘆くムスメ。また来よう!

11:45
姫路市内で昼ゴハン。サイゼリア。
ピザ好きなボウズは狂喜乱舞。「なんで高山にないの?高山の近くならどこにあるの?こんど姫路きたときもココでゴハン食べような!」とテンション復活。
食後に2度目の給油を行い、帰路へ。

京都周辺、滋賀周辺で渋滞があったが、覚悟の上だったからダイジョブダイジョブ。
帰路の渋滞っつーのは、それほど気にならないもんだ。慌てる必要ないしね。
・・・コドモたちのトイレだけが心配だが。

コマメに休憩をはさみ、東海北陸自動車道に乗ったあたりで奥様が眠りについたので最後のBGMには FAIR WARNING のお好みベストを。疲れたカラダに [The Way You Want It][Take Me Up]が染みわたる。

16:30 高山着!





長くなったけど、最後まで読んでくださった方、ありがとうございます。
高山や岐阜県内から鳥取へ行く予定の方の参考になれば。
自分の旅行メモ&備忘になれば。
また、将来奥様にブログがバレたときには「いやいや、こんな風に役立ってたりしちゃったりしてて・・・」というイイワケ&スケープゴートになれば。
・・・と思いますです。

最後にまとめです。

<移動時間>
・高山から淡路SAが5時間、淡路から鳥取が3時間くらい。
・少し休憩を挟んでノンストップで鳥取を目指せば、たぶん7時間くらいで着くかな。

<車関連>
・給油は2回。行きの淡路の先のSAと、帰りの姫路市内。
 で、最後にガソリンメーターが半分弱残りました。ちなみに普通の5ナンバーの車です。
・コドモが車中でヒマかなぁと思ってパソコン+DVDを準備したけど、さすがに疲れてほとんどの時間寝てました。
・関西圏の高速はライン変更が頻繁でキケンな感じ。
 特に夜は「ぬぉ!リアルリッジレーサー!」という感覚。しかも高級車がワンサカ。キヲツケロ。
・連休や夏休みは宝塚あたりで早朝から混むってさ。帰りはともかく、行きは避けたほうがいいね。予定立たないし。

<車中泊>
・夜出発→車中泊→朝着のパターン、良かったよ。車中泊なら淡路SA。景色よくてオススメ。
 他にいいトコあったら教えてくだせぇ。
・カーテンとか大きいタオルとかの日除けがあるといいね。
・ウチからいつも使ってる枕を持っていきました。なんか落ち着くから、あるといいよ。

<鳥取>
・鳥取砂丘、誰だ。三大ガッカリ名所とか言ってた人は。スンバラシイ景色でした。圧巻!
・夏の砂丘は朝か夕方がオススメ。昼はキツそう。
・強風だと目に砂が入ります。サングラスとかあるといいかもね。
・基本ハダシでも、途中で急に砂が熱くなります。サンダルは持参でね。
・カバンの中にはタオル・お茶・カメラ・サンダル・サングラスってとこでしょうかね。
 馬の背の向こうの海でコドモが遊ぶので、着替えもあるといいかな・・と思いつつ、どうせすぐ乾くと思うんだよね。
 あまり詰め込みすぎると、「馬の背」を越えるときにキツいです。

ちなみに、ウチは「もう一回行きたいね」と言ってます。
ま、二度目は感動が薄いだろうし、「すごく良かった!もう一度行きたい!」って思ってるくらいの記憶がちょうどいいのかも・・・とは思いますが。


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Posted by テン at 07:30Comments(9)旅日記棚

2010年07月22日

灼熱の砂丘 ~ 2日目のオハナシ

さて、2日目です。

昨日の初日だけであれだけ長くなったのに・・・ダラダラとゴメンナサイね。

自分の備忘も兼ねてるから、長くなっちゃうんだよね。
コンパクトにするつもりだけど、興味のある方だけご覧くださいな。

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2日目

8:30 鳥取砂丘着 
すでに日差しが強く、30度越えてると思われる熱気。
途中でコンビニ寄るつもりだったけど、結局最後までコドモたちは寝てたから、そのまま着いてしまった。
で、車中でカジるためにウチから持ってきたパンを軽く朝メシ代わりにして、ついに砂丘へ。

実は、今回の旅行はコドモたちには行き先をナイショにしてました。

現地着いてサプライズにしようと思いまして、「ちょっと遠くの海へ行くんやよ」ってことにしてました。
現地に着いたときに、何かのアナウンスで「・・・鳥取砂丘では・・・」とかって単語が聞こえたらしく
ムスメ「え、ここ鳥取砂丘なの!?」
ワタシ「そう。バレたな。」
ボウズ「ホント?!鳥取砂丘!スゲェ!」

駐車場から少し階段を登ると、壮大な景色が飛び込んできます。

・・・来たよ。鳥取砂丘。

ボウズの「鳥取砂丘でらくだに乗りたい」って一言を実現するためだけに。

駆け出すボウズ。
それを追うムスメ。
コドモたちは「馬の背」と呼ばれる巨大な砂の丘に向かって走り出します。



ワタシたちのことなんか完全無視。本能で突っ走ります。

この「馬の背」、近づいてみるとスンゴィ急勾配。
コドモたちはドンドン駆け上がっていきますが、大人は途中でヒーコラ。
だからといって折り返すわけにもいかず、なんとか登り切る・・・といった感じでしたよ。

馬の背に登ると、海が見えてきます。
この海に向かうところも急勾配の下り坂。
この下り坂もコドモたちはドンドン駆け降りていきます。

海、透明度高いね。キレいです。波も穏やか。

しばし海で遊び、再び急勾配を戻ることになるのですが・・・もうね、オトナにはキツいです。
砂だから足を取られて安定感ないし。

ちなみに、この朝の時間帯ならハダシでも充分イケます。砂が心地いいので、ハダシをオススメします。
が、昼くらいだと暑くてキツいでしょうね。
サンダルでも砂が入ってきて熱いと思われるので、クツがいいかもしれませんね。

で、さすがに帰りに「馬の背」を降りた頃にはコドモたちもグッタリしてましたよ。

そのグッタリしたコドモたちの目に飛び込んできたのが待望のラクダだ!

このラクダ、横にならんで写真だけで100円。
乗って写真で500円。
二人で乗って散歩(5分程度)で3000円。決して安いものではない。

が、そのために来たのだ。
「やっぱコワい。写真だけでいい」というボウズを、ムスメが「ワタシも一緒やで大丈夫やさ。怖くないさ」とフォローしてくれたので、なんとか二人で乗ることができました。
いざ乗ってしまえば二人とも満面の笑み。
いやー、来て良かった!

その後、砂丘前のおみやげ屋で名物らしい「梨ソフト」を食す。
オトナは「・・・コレ、梨の味か?」と訝しく思う味だったけど、コドモたちは「ウンウン。梨やな。ラ・フランスやな。分からんかなぁ、おとうさん。」と知ったかぶりの表情で食べる。
ちなみに、ラ・フランスは鳥取の名産じゃないと思われる。
既に汗だくだったから、ひんやりキモチイイのは間違いないよ。





おっと、既に長くなってしまった。
二日目の残りはサラっと。・・・もう少し明瞭簡潔に書かないとダメだな。我ながら。

10:30
砂丘見学終了。2時間でグッタリです。暑かったっす。

11:00
鳥取市内で昼メシ。回転寿司食いました。寿司は北陸の方がウマいような・・・ま、一件じゃ比べられないわな。

12:00
浦富海岸へ。車で15分くらいかな。
風光明媚なトコみたいだったから、海水浴へ。
でも、海水浴場はたいしたことない。周辺駐車場は口裏合わせたかのように1000円だし。海水浴も北陸で充分なような・・・。

15:00
ホテルチェックイン。砂丘のすぐ近くです。

15:30
ホテルのプールで泳ぐ。・・・さっき海で泳いだばっかなのに。

16:30
砂丘に向かうリフトがあるので、せっかくなので乗ってみる。
もうコドモたちはグッタリなので、リフトで砂丘へ→景色眺める→リフトで戻る・・・ってだけ。

17:00
砂の美術館で砂像を見る。砂で出来ているとは思えない繊細な砂像。これは見る価値アリです。
建物の中にあるかと思ったら、巨大テントの下でした。
真っ昼間だと結構暑いんじゃないかな。

17:30
鳥取市内で買い出し。
素泊まりで持ち込み自由ってことだったので、オトナは刺身を中心に、コドモは唐揚げだのゲソフライだのを中心にお買い上げ。
トビウオが名産らしいので、トビウオの刺身を買った。けど、一緒に買ったイワシの刺身が絶品でしたよ。
(ウチはワタシも奥様も青魚大好きなのだ)
当然、ビールもタップシ。
(ココ、大事なのでフォント大きくしてみました)

18:00
部屋で夕飯。寝不足、前日からの疲れ、一日の大量の汗のおかげでビールがウンマイ。

・・・もう動けない。
・・・早く寝たい。
・・・とりあえず、部屋の窓から夕陽が沈むとこだけ見て、早く寝るべさ。

・・・と思ったところで奥様から驚きの一言が!





ってことで、その3に続きます。
(長いね。ゴメンね。多分、次で終わると思います)
  

Posted by テン at 07:21Comments(4)旅日記棚

2010年07月21日

GoTo 鳥取!

ボウズが「鳥取砂丘へ行きたい!らくだに乗りたい!」と言い出したのが5月末。

紆余曲折を経て、行ってきました。鳥取砂丘
以下は自分のメモ、もしくは同じように高山にお住まいの方で「鳥取砂丘へ行きたい!」とコドモが言っているご家庭(あるのか?)の参考になればと思い、プチ旅行記的なものです。
「んなもん、チラシのウラに書いてろや」というご意見、ごもっともですが、元来ワタクシの拙いブログはそういった要素を含んでおりますので、スルーしてくださいませ。

ちなみに表記の時間はアバウトです。ザックリとした記憶です。「参考」程度にしてくださいませ。





7月の3連休。
最初の思いとしては「朝4時くらいに出れば、8時間かかったとしても昼すぎには着くやろな」と思っていました。

が。

直前になって高速道路情報をチェック中に「宝塚周辺で2~3時間の渋滞」との情報が目に入ってきた。
ソレは困る!10時間コースではないか!

そこで、前日夜に出発→とりあえず宝塚を抜けて、どっかで車中泊→ボチボチと鳥取へ向かう
・・・といったプランに急遽変更したのでした。
結果的には、その「変更」が全ていい方向へ向かうことになったのでした。





金曜夜。

19:30 高山を出発。
コドモたちはゴハン&ハミガキを済ませて、いつでも寝ていけや!という状態で車に乗せました。
ひるがの高原SA
でコドモの最終トイレ休憩。
ムスメ、トイレへ。ボウズ、既に寝てるではないか。ま、仕方ないのでそのまま放置。
その後、ムスメ寝る。

22:00 伊吹PAで二度目の休憩。
その後、奥様は眠りにつく。っつーことでBGMをBON JOVIのお好みベストにチェンジ。
漆黒のハイウェイで聴くBON JOVIは浸透率・シンクロ率の高さがスンゴイ。シャッフルで[ALWAYS]→[BED OF ROSES]→[DRY COUNTY]と続いた時には、「神降臨」と思ったね。

0:30 淡路SA到着
せっかくどこかのパーキングで車中泊なら、海が見えるところがいいなと思って探してました。
で、淡路島なら本線からちょっと寄り道程度でイケそうだと思いまして、ココをチョイスしました。
しかもこのSA、Uターンできるんですよ。
神戸方面からSAに入って、その後また神戸方面に戻ることができる。そんな仕様なのです。
SAだから、まだゲートを通ってないので、仮に金曜夜に淡路SAに着いて仮眠すれば「土日割引」の対象になるし、至れり尽くせり。
で、明石海峡大橋のすぐ横。
で、海の向こうには神戸?の夜景。
スンバラシイとこです。

同じことを考えている人も多いようで、深夜とは思えない賑わい。
いったん奥様を起こし、夜景を眺める。
ちょっとハラごしらえをしてから車中泊です。
蒸し暑いし、車は庶民的なコンパクトカーだから狭いし、ゆったり眠れるハズもなく・・・寝たのか起きてたのか分からぬまま朝を迎えたのでした。




土曜朝。

4:30
目が覚める。・・・っつーか、数十分おきに目が覚めて熟睡できない。
でも、徐々に朝の穏やかな光に包まれる様子を眺め、「これは日の出が美しいハズ!」と思い、奥様を起こす。
5時くらいに「朝だ!おひさまが出てくるぞ!キレイだぞ!見とけ!」と強制的にコドモたちも起こす。
コドモたちは太陽よりも、すぐ横にあるミスドが気になるようだ。まだ開いてないっつーの。

5:10くらい?
日が昇る。
美しい。なんたるドラマティック。
霧に包まれた明石海峡大橋が徐々に光を帯びて浮かび上がってくるところは幻想的だ。





5:30
コドモたちが「ハラヘッタハラヘッタハラヘッタ」とウルさいが、時間が早いのでマトモな食べ物がない。
(一応、24時間営業だから、うどんとかラーメンとか、サービスエリアによくある類のものはあったよ。)
「じゃ、途中でコンビニがあるようなSAを探そうか。」ってことで、出発。

霧で先が真っ白にボヤけている明石海峡大橋を渡っていく様子は、天国への門のようだ。
この時間帯だから味わえる風景なんだろうな、と思うよ。

その後、コドモたちも奥様も再び眠りにつく。
夜遅いし、朝早いし、仕方ないわな。

っつーことで、鳥取に向かう道中は MR.BIG のお好みベスト。
早朝に聴く[PROMISE HER THE MOON]がキモチを穏やかにしてくれましたよ。

途中、一度目の給油を経て、コドモたちが寝たままの状態で・・・

8:30 鳥取着
すでにスンゴク暑いんですが。





以下、二日目へ続きます。長いですね。ゴメンナサイ。
次回は簡潔にまとめたい・・・けど、無理かもしれません。
興味のある方だけオツキアイくださいませ。  

Posted by テン at 07:36Comments(3)旅日記棚

2010年07月16日

変わること、変わらないこと

先日頂いたコメントで、フと聴きたくなった。
で、なぜか全盛期のアルバムではなくてコレを手にとった。

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音楽性が変わっていくこと。クリエイティブなバンドであれば、当然のことだよね。
ただ、ファンはその変化についていけないことがあるのだ。

DOKKEN / EUROPE / HELLOWEEN / HAREM SCAREM / METALLICA …その他モロモロ。
後に再度方向転換して再び蘇るバンドもありますが…。

このバンドも、そういった色合いで語られることが多いのですが…

TNT [Realized Fantasies]



ノルウェー出身、5thかな。印象として1stが薄すぎて4thっぽいイメージがあるけどね。

ジャケットといい、音楽性といい、アメリカナイズされたという感があって賛否両論・・・だよね、このアルバム。
(ま、「賛否両論」ってときは「否」が多いもんですが。)
なんつったって北欧メタルの金字塔、歴史的名作であろう[Intuition]の後だからね。
期待値も尋常じゃなかったから、ジャケットを見ただけで「・・・やっちまった!」と思いましたよ。
当時はネットも普及してなかったけど、今でいうなら「orz」という表現がピッタリだ。

TNTといえば北欧的透明感。北欧メタルの代名詞。
そこから思えばチョット違うだろ感は否めません。

でも自分はこのアルバム、好きなんだよね。
TNTらしさは残しつつ、うまくシフトしたなぁと思うくらい。

[Dawnhill Racer] [Rain] [Indian Summer] あたりは、その象徴。
カッチリしたギターリフ、印象的なメロディ、そこにトニーのヴォーカル。

トニー・ハーネルのヴォーカル、大好きなんだよね
中低音の甘ったるい声、一聴して彼と分かる個性的で輝きに溢れたハイトーン。
一部では「高音が耳に突き刺さって好きになれない」という意見もあるから、結構好き嫌いが分かれるヴォーカルなのかもね。
このアルバムでは、いつものクリアな高音だけでなく、意外とストロングな一面も見せてくれてますよ。

で、ロニー・ル・テクロのギターも、躍動感に満ちてる。
「北欧」という自ら課した足枷が外れたかのような・・・元々テクニカルで変幻的だったけど、一層際立ってますね。

北欧的キラメキが減退しているのに、「TNTだ!」と思わせるには充分です。
結局、フックのあるメロディ、ロニーのギター、トニーのヴォーカル・・・・コレなんだよね。
得意のバラード[Lionheart]は相変わらず美しく淡くモノトーンの北欧を思わせる美しさに溢れてるし。


で、ここまでは良かった。
その後の数枚のアルバムは、北欧的云々ではなくメロディが弱さが致命的。
音楽性も実験的色合いが強まり、さらにトニー・ハーネルが抜けた今、TNTは「あのころは良かった」的バンドになってしまいそうです。

でもいくら落ちぶれようが、ワタシの中で北欧メタルといえば TNT という気持ちは変わらない。
一般的洋楽ファンだったワタシをメタルの道へ導いてくれた彼らは特別な存在でありつづけるのです。



Rain (ジョー・リン・ターナー参加!)




LionHeart (TNTのバラードは美しい・・・)



  

Posted by テン at 07:25Comments(0)T

2010年07月13日

ケッコンの儀式

結婚式(特に教会での「儀式」)で改めて思ったけど、結婚っつーのは「契約」だね。

さらに思ったけど、「結婚はゴールじゃなくてスタート」って言う人がいるし、自分も同意なんだけど・・・。
「見知らぬ二人が出会い、愛し合い、結婚する」っていう美しいステージから、その「契約」を経て「アカの他人との共同生活」っていう新たなフェーズへ突入し、さらに「家族」とか「パートナー」とか「運命共同体」とかっていう新しいフェーズを迎える・・・ってなことを考えると、一番ピュアな関係、ピュアな気持ちでピークを迎えられる「結婚式」っつーのは、一つのゴールだよなぁ・・・なんてことを痛感したよ。

:
:
:

ちょっと前にイトコの結婚式に行ってきましたよ。

愛知県某所。
都会だから、オサレな結婚式でした。



「式場」っつーよりは、南欧のレストランのようなフンイキ。(南欧行ったことないけど)
披露宴の時も、いわゆる「雛壇」っていうのかな、アレが無いんだ。
新郎新婦も列席者と同じ目線、テーブルも特に大げさに装飾されず、シックで落ち着いた感じのテーブルに座ってる。
当然、仲人さんなんてナシ。

進行も、司会者のインタビューを中心に和やかに進められました。
「食事会・パーティ」の延長のような披露宴でしたよ。

ケーキ入刀とか、両親への挨拶といった定番イベントも交え、スクリーンへの映像も何度もあったなぁ。
イマドキの結婚式ってこういうものかと目からウロコでしたよ。

式場の方々は、プランナーの方、コックさん、現場の方々・・・全員が意志統一されたプロフェッショナルだなぁと唸らされました。
とにかくキメ細かいサービスが徹底されてる。
そして笑顔が自然で、「みなさんに喜んでいただきたい、みなさんと一緒に祝福したい」というムードと一体感がスゴいのだ。
式のラストでは、コックさんとか事務方の人とか式場内の全員がフロアの周りに立ち、全員でお祝いの拍手。
その全員の笑顔は、新郎新婦だけでなく列席者全員を祝ってくれているような、こちらまで嬉しくなるような笑顔。
そして、その全員でお見送り。
圧巻だったね。震えたね。

ウチの奥様は「ま、都会やし。競争激しいやろうしね。」と一言で片づけたけど、そうじゃないと思うな。

都会だろうが、イナカだろうが、高山市内だろうが一緒だ。
結婚式場だろうが、レストランだろうが、ホテルだろうが、雑貨屋だろうが食料品店だろうが一緒だ。
そういったサービスをやろうとしても
「やらされてる」
「仕方ないからやってる」
「そうやってやれって言われてるから」
「自分はそれが仕事じゃない」
・・・そういうのが漂ってる店ってあるよね。
肌で感じるよね。

本心でお客様の満足を追求してる店って、そういう風土、そういう社風なんだよね。
今回の式場は、自分自身の社会観、仕事感を考え直すいい機会になったよ。

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ワタシのイトコは新郎なんですけどね。
式の中盤に新郎から親への手紙ってコーナーがあってですね。

・・・もうね。読み始めからボロボロと泣いたよ。

新郎の母親には「ワタシより早く泣いてたじゃん」って言われるし。
イトコ一同には「にーちゃん(ワタシね)が泣いてるのが気になって気になって。笑えて笑えて。手紙に集中できんかった」と非難されるし。

あぁ、いつからこんなに涙もろくなったのだ。

だってさ。
自分が親に対しての気持ち、わが子がワタシに対する気持ち、いろんなものを勝手に重ねてさ。
仕方ないじゃんか。

自分が結婚する時に自分の親から「親への手紙だけはゼッタイにやるな」と何度も言われたけど・・・その意味が分かったよ。
ワタシもコドモが結婚するときには、「アレだけはダメ。だめ。駄目。」と言っておかねば。
  

Posted by テン at 07:36Comments(2)雑記棚

2010年07月09日

伝説のゼルダ

ワタシたちの世代は、「ファミコン」の世代でもある。
その世代のヒトで、ファミコンに触れたヒトなら、思い出のゲームの一つや二つ、思い出の音楽の一つや二つはあるんじゃないかと思うんですよね。
で、今日はそんな思い入れタップシ、「ゲーム音楽」のハナシです。
「ゲーム音楽!? ヤダ。キモい。コレだからオタク趣味はヤダ。キモチワルイ。」って人はお気軽スルーでお願いしますね。

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ファミコン時代の「ゲーム音楽」なんてのは、今から思い返せばチープなもんだ。
でも、そのチープな中で情感を込めて紡がれるサウンドは、シンプルだったからこそ記憶に焼きつくのだ。
そして、それが思い出のゲームのワンシーンで流れていれば、その思い入れは倍増するのだ。

ワタシなら・・・

初めてゲームで涙したドルアーガの塔、虚弱体質のスペランカー
ドラゴンクエストⅢでの、あの「別世界」での高揚感。
バンゲリングベイ「ハドソーーーン!」と叫んだ人、手を挙げなさい。
燃えろプロ野球の理不尽ホームラン、ポートピア殺人事件の恐怖のシャッター音、いっきアトランチスの謎のサン電子、そして・・・おっと、全然ゲーム音楽から離れていくとこだった。

そんな中。

ゲーム音楽でワタシが最も鮮烈なのは、このゲームですね。

ゼルダの伝説 ~サウンド&ドラマ~



ファミコンディスクシステム発売時、「謎の村雨城」(コレも名作!)と並んで発売された、アクションRPGでは伝説の金字塔・・・って言ってもいいよね。大げさじゃないよね。
いまだに続く「ゼルダ」シリーズの中でも、圧倒的に大好きな作品ですね。
次作の「リンクの冒険」も、世界観&システム&サウンドともに捨てがたいトコですけどね。

♪デーデーデー デデデデーデッデッデー デデデデーデー゙デー デッデデー (ディスクシステム起動なう)
♪テレレン! (ディスク挿入なう)
♪ガー ガッガー ガー ガッガー (ディスク読み込みなう)
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♪プァー パパパパパパー プァー パパパパパパー ~ デッデデ デッデデ デッデデ (ゼルダ起動なう)

この一連のサウンドが脳裏に即再生される人は同じ時代を生きてきた人だ。


ゲームの完成度もさることながら、オープニングのミステリアスなサウンドから不気味なダンジョンに至るまで、名曲揃いだ。
・・・当然、ゲームに対する思い入れがあるから、思い出補正がかかっているのは否めないけど。


で、このCDだが・・・
1枚目にはアレンジバージョン+ドラマ。
2枚目にはオリジナルのサウンド。

1枚目。
アレンジバージョンは・・・悪くない。
悪くないし、この手のCDにはよくある手法なのだが、ワタシは断然オリジナルを愛するのだ。
ドラマは・・・國府田マリ子だったね、そういえば。懐かしいなぁ。・・・って程度である。

2枚目。
ディスクシステム版ゼルダの伝説の、オリジナルサウンド。
さらには、スーパーファミコン版の「神々のトライフォース」の音楽も収録。
「おいおい、影の名作であるリンクの冒険はスルーか!」とツッコミたくなるが、まぁ「神々のトライフォース」も名作。ヨシとしよう。

個人的思い入れで言えば、「神々のトライフォース」よりも初代「ゼルダの伝説」の方が感情移入できるかな。
けど、「神々のトライフォース」も、けっこう苦労したからBGMは鮮明に記憶に残ってるなぁ。

そうそう、アクションRPGといえば「イース」も外せないね。
確かイースのCDもあったはずだが・・・ウチの棚に見当たらないのだ。
無くなったのか、だれかに貸したままなのか・・・聞けないとなると、なおさら聞きたいのだが。


ゼルダの伝説 オープニング (その時代のヒトなら鳥肌だね。間違いなく)



リンクの冒険 (「リンクの冒険」ならこの曲。様式美ですらあるね)


  

Posted by テン at 07:23Comments(7)

2010年07月07日

キャンプ、荒天

いつのまにか夏休み前の恒例行事となった海でのキャンプ。
この時期(夏休み前)に行くのにはワケがあってですね。

・人がワサワサいる海はヤダ。で、海開き前だから人が少ない。
・けど、7月になれば日中なら充分泳げる。
・夏休み前だからキャンプ場も静か。
・夜のテント内が涼しい。


逆にリスクとしては

・梅雨ド真ん中。雨は覚悟の上。

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今年も荒天でしたよ。昨年もメシ中に暴風雨だったけど。

今年は石川県某所。
土曜日は、パラパラと降ったり止んだりという微妙な天気でした。
それでも泳ぐは充分な天気だったので、子供たちは水着&ウキワで海へ走っていきましたよ。
で、ワタシは水着&釣り竿でオカズを釣りに出かけましたよ。

結局夕方からは本格的な雨になってしまったから、海辺で遊べたのは2時間くらいかな。
ちょっと物足りない感もあったが、すぐにバーベキューモードにスイッチ。

で、昨年はフグフグフグフグフグとフグだらけだった釣りでしたが今年はキス豆アジが釣れましたよ。
揚げ物用の道具を持ってきてなかったから、豆アジはリリース。
キスをバーベキューで焼いて食べましたよ。



子供たちも自分で釣ったキス(っつーか、リールを巻いただけだが)だから、「ごめんね、ごめんね」といいながらアミに乗せてました。
釣りたてだから、特に味付けの必要もなく充分に「海の味」が楽しめるのがいいとこだ。
ホクホクプリプリのキスは「おいしい!」と好評でしたよ。

結局、バーベキュー後も雨は降り続いた。

花火は中止。
そのかわりにテント内で早口コトバ大会でした。
ウチのコドモたちはドリフの早口コトバの歌が好きなんだよね。



コドモが歌うこの歌に合わせて「おとーさん、踊って!踊って!」と囃し立てられるままにテントの中で踊らされるワタシ。
それを冷静に見つめる奥様。
なんだか微妙な距離を感じましたよ。

コドモたちが寝てしまい、漆黒の闇の中で雨がテントを叩く音が響く中、ランタンの明かりで奥様と酒を飲む。
話題の中心はワールドカップやらご近所のことやら仕事のことやら。
家飲みとはまた異なる時間の流れが心地イイのだ。

翌日、小雨になったから撤収後に帰路のついでに海岸へ。
もう帰るつもりだったから水着じゃないけど、コドモたちは海辺へ走って行った。
遠慮がちにパチャパチャと遊んでたから、「濡れてもいいから、そのまま遊んでこい!」って言ってやったら、海へ飛び込んで行きましたよ。



今回は天気に恵まれなかったから、コドモたちも不完全燃焼だっただろうなぁと思います。
奥様も「来年は梅雨前にしよう。泳げないかもしれないけど、海水浴は別で来ればいいやろ」と言ってるし。

でもなぁ、個人的には海キャンプで泳げない・・・ってのは寂しいなぁと思うんだけどね。
どうしよっかなぁ。

あ、蛇足ですが帰りにゴーゴーカレーを初体験しましたよ。
話題になるだけあって、さすがにウマいね!!
  

Posted by テン at 07:20Comments(4)雑記棚

2010年07月02日

小野正利、帰還

がるねりうす は おのまさとし をみつけた!
そうびしますか?

→はい
 いいえ

こうげきりょく が あがった!
れべる が あがった!
はいとーんぼいす を てにいれた!
あたらしいみち を みつけた!


:
:
:

と、いうわけで、待望のGALNERYUSの新作。小野正利を迎えての新生GALNERYUSのお披露目ですね。

GALNERYUS [RESURRECTION]



最近では日本語歌詞を取り入れたり、曲調も初期の和製ネオクラシカルから拡散志向にあった彼ら。
今回のアルバムでも、その方向性が気になるところではあるが、なんといっても注目は新ヴォーカルの小野正利だ。

最新メンバーショットはコチラね。
http://galneryusyumacher.com/?p=profile
小野正利のプロフィールの「影響を受けたアーティスト」ってトコがメタル嗜好を象徴してるよね。

小野正利といえば「You're the Only…」などの有名曲でニホンの歌謡界でも大御所だ(よね?)。
そしてメタルファンにとっては、元々メタル畑のヒトなのに有名になって、そしてその伸びやかなハイトーンもあって、ある意味では伝説のボーカリストだった(よね?)。
その界隈ではメタル界への復帰を望む声は大きかったわけですが・・・満を持して帰還ですよ。

その小野正利をフューチャーしての期待の新作は、彼のしなやかでクリアなハイトーンが堪能できる、劇的なアルバムとなりました。

天空まで突き抜けるような、そして大きく翼をはためかすような開放感と飛翔感、それを加速させるスピード感。
小野正利という最強の武器を携えたGALNERYUSが、その武器を最大限に生かすことに注力したであろうスケール。
クラシカルでパワーメタリックな曲調は初期のそれでありながら、メジャーな空気を感じるのです。

この「メジャー感」、当初は意図的にそういった曲調にしたのかと思ってましたけどね。
よくよく聞いてると別に前Vo.のYAMA-Bのときにあってもフシギじゃない曲も多いんだよね。
そういう意味では、小野正利のヴォーカルがこのスケールを構築しているわけですね。
"Woo...Ahhhhhh!!!!"というシャウトの殺傷力は尋常じゃない。萌えるよ。

Syuのギターも、ここ数作では珠玉の出来。
縦横無尽に紡がれる劇的慟哭哀愁のリフは、ヨーロピアンハードを想起させながらもジャパニーズメタル特有の泣きメロ。
ワビサビだね!
演歌だね!
ニッポンジンで良かったよ!
ジャパメタサイコーだよ!

STRATOVARIUSのようなキラキラとしたキーボードも印象的。
キーボードとギターのせめぎ合いは、やっぱり欧州メロディックパワーメタル風だね。そのスジだね。
だからかなぁ、イタリアンメタルのようなニオイも感じたりするね。

で、ここからは完全に閉鎖的個人的意見ですけどね。
一聴したときは「声が美しすぎる・・・カンペキすぎる・・・YAMA-Bの声が懐かしい」と思ったのも事実。
X-JAPANデーモン閣下が加入したら「やっぱTOSHIなんだよなぁ」と思うだろな、と妄想してしまいましたよ。
あのザラついた緊張感というか、ジャパメタを目指しても明るくなりきれない「影」とか、そういったものを失ってしまったなぁ、と。

が、繰返し聞けば聞くほど、その失ったものよりも得たもののほうが大きいかなと咀嚼できるようになりましたよ。
大げさかもしれませんが、ジャパニーズメタルシーンの歴史に名を刻むアルバムになるかもしれませんよ。

唯一無二の存在感を誇り、知名度も抜群のヴォーカルを手にしたGALNERYUS。
これは新しい舞台への扉を開いた・・・かも。

Mステとかに出演したり・・・しないかなぁ。
メタルファンからすると(ワタシもだけどね)「Mステ? ケッ!」ってなとこだと思うが、「ジャパメタ」としてそういう存在がいてくれてもいいと思うんだよね。
そしてその可能性が生まれたと思うんだよね。


Galneryus - Burn My Heart





Galneryus - Destiny (album version)






  

Posted by テン at 07:16Comments(20)国産

2010年07月01日

麦わら帽子

少し前の話ですけどね。

高山を南下すること一時間弱。
萩原町に新しいパン屋さんがオープンしましたよ。

パン工房 麦わら帽子



益田周辺っつーのは、ワタシの個人的嗜好では「ココに来たらココのパンを買って帰らねば」っていう吸引力のある店が少なくてですね。
以前に下呂町にあって大好きだったドイツパンの店も短命だったし・・・・。
まぁ、その地域ごとの嗜好っつーのもあるかもしれないしね。

実は、このパン屋さんのオーナーさんとはオープンに向けてまだまだ具体的に決まっていなかった頃、たまたま酒の席でご一緒することがあり、パン談議をさせて頂いたことがあってですね。
ほんの数分だったしオーナーさんは覚えてないだろうけど、パン大好きのワタシにとってパン屋のオーナーさんと、しかもオープンに向けての心意気を聴かせて頂けるってことで非常に興味深いものだった。
もうね。コーフンしてしまいましたよ。
パンも「生きてる」んだなぁ、と実感しましたよ。

パンに対する愛情。
オーナーが得意とするパン、作りたいパン。
ワタシの好きなパンの系統や県内の有名店のこと。
益田っていう風土に合ったマーケティング、品揃え。

そういった交錯する思いをどんな形にして、どんな品揃え、商品コンセプトでスタートしていくのか、凄く興味があった。

で、ドキドキしながら入店しましたよ。
奥でパンを焼いてるオーナーのイキイキとした表情が印象的でした。

品揃えは・・・まずは無難な印象ってとこでしょうか。

オープンして間もないってこともあり早い回転でパンが無くなるみたいで、ワタシが行った時には全種類制覇できるくらいの種類でした。
で、一通りのパンを買いましたよ。

焼きたてパンの香ばしいカオリ、フワッとした弾力、ほのかに残る温かさ・・・・なぜこんなに魅力的なんでしょうね。パン。

我が家での評判も上々。
目新しいわけではないけど、家族の食卓に自然に馴染むようなパン・・・って感じ。
柔和でホッとするような味、良心的な値段。

で、その「パン談議」での会話を紐解いていくとですね。
落ち着いたらきっと「次の一手」があると思うんだな。あってほしいなぁ。

その「一手」は、ワタシが大好きな系統。
その系統のパンが店頭に並んだとき、関のペイザン岐阜のグルマンを凌ぐような有名店になってくれる・・・と期待してるのだ。


  

Posted by テン at 07:02Comments(7)食記棚