ヘビメタパパの書斎 › 2014年11月

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2014年11月25日

着実な進化

なんとなく「コレ、続かないんじゃないかなー」と思ってた人も多いんじゃないかと思います。
が、無事2ndアルバムをリリースですね。

UNISONIC / LIGHT OF DAWN




ドイツの実力派が集ったドリームバンド・・というと大げさかもしれませんが、あながち誇張でもないような気もする(前置き長いですが)、そんなバンドの2ndアルバム。

PINKCREAM69のメンバーを軸に、元HELLOWEENマイケル・キスク、元HELLOWEEN~現GAMMA RAYカイ・ハンセン
カイ&キスケという組み合わせだけで目尻が下がるファン(ワタシです)にとっては、感慨深いものがあるでしょうね。

1stアルバムリリース前にLOUDPARKに来日してくれた時の感動は今でも鮮明に焼きついています。
いやー、ホントに素晴らしいステージ、そして同じ思いをもったファンとあの空間を共有できたのはシアワセでありました。
そのときのコーフンについてはLOUDPARK11の記事を見て頂ければと思いますよ。

その後リリースされた1stアルバムは、「マイケル・キスクのお披露目」といった趣も感じられる好盤でした。
あのメンバーからすればもっとできるだろ、という思いもありましたが、バンドの名刺代わりと思えばさすがのクオリティでした。

その後、数回の来日を経て、そんな感慨深さも少し慣れてきたところですかね。
そういった意味では真価を問われるアルバムとなるのではないでしょうかね。


そんなわけで前作よりは冷静に手にとることができたこのアルバム。
一聴した感触では、手堅く前作の延長線上に乗せてきてるなというところですね。

マイケル・キスクの特徴的なヴォーカルスタイルを中心に、過去にどこかで聞いたことのあるようなフレーズ(曲調)が織りまぜられていても「UNISONICの音」になっているところに、このバンドのフトコロの深さを感じます。

それぞれ印象的なバンドを抱えている(もしくは、その幻影を引きずらずにいられない)にも関わらず、そのバンドのいずれとも異なる、UNISONICらしさをアピールできている点は特筆すべきところではないでしょうか。

おそらくファンも「HELLOWEENっぽい音」「GAMMA RAYっぽいリフ」「PINKCREAM69っぽいメロディ(これは少数派か)を脳裏のどこかで無意識のうちに期待してしまうところがあるかもしれませんが、UNISONICに関してはそれは必要ないんだよね、ということも理解しているんじゃないかと思います。

そういった意味では、ファンがUNISONICに期待したものを期待通りに提示してくれたのではないかと思います。
特にサプライズがあるわけではないですが、さすがの安定感ですね。


スペーシーな中に繊細な旋律が踊るイントロの[VENITE 2.0]は、アンディ・デリスを迎えての新生HELLOWEENの名作[MASTER OF THE RINGS]のイントロ[IRRITATION]のような昂りですね。期待が高まります。

そのイントロから一気にスピードと印象的リフに導かれてスタートする[YOUR TIME HAS COME]
多くの人が「これだよ!キスケはこの音、この声、このメロディなんだよ!」と大きなガッツポーズとゾクゾクする感覚に襲われることでしょう。
上述した通り、マイケル・キスクに期待しているものを、その期待値以上のもので提示してくれながらも、過去のどのバンドとも異なる。
これこそがUNISONIC!
サラッとこういう曲が書けてしまうところが素晴らしいではないですか!(なんかPINKCREAM69のメンバーって、サラッとやってる印象なので)
ギターソロも秀逸です!

「もうメタルは歌わない」と言っていたマイケル・キスクの歌唱も魅力的な中低音域(個人的にはココが最大の魅力だと思ってます)の素晴らしさはもちろん、あの力強く伸びていくハイトーンも健在。
LOUDPARKで見せて(魅せて)くれたパフォーマンスで「完全復活!」を印象づけましたが、そのさらに上をいっていますね。

[FOR THE KINGDOM]の素晴らしさも[YOUR TIME HAS COME]に負けていませんね。
これまたUNISONICらしさ全開。
[NOT GONNA TAKE ANYMORE]のようなキャッチーな曲も光ります。

もともとこのバンドの発端となった(と思われる)、PLACE VANDOMEの正統派HR的な風情が漂うところもあり、曲の方向性についてはわりとバラエティに富んでるなという印象です。
それでもバンドの向かうベクトルとはブレていませんね。
(マイケル・キスクの個性がその方向性を纏めあげている、といった感もありますが)


さて、1st~2ndとファンの期待通りのアルバムを提示してくれた彼ら。
これ以上を望むのはゼイタクな気もしつつ、まだまだそのポテンシャルは計り知れないものがあると思います。

マイケル・キスクはメタル界に戻ってきて再びその輝きを取り戻し、本人も「楽しい!」と言っている。
カイ・ハンセンは本家であるGAMMA RAYで彼の象徴とも言えるメロディックメタルから一線を画した正統派HMを進もうとしている。
PINKCREAM69については、そもそも活動すらどうなっているか見えていない。

そんな彼らが自分のバンドのことを考えずにリフレッシュした状態で、ナチュラルなアイデアを持ち寄り、それが高いレベルで融合したら・・・と思うと、まだまだすごく高いハードルを課しても楽々と乗り越えてくれそうな気がするのだ。


着実に「ホップ」「ステップ」と歩んでいるUNISONIC。
次のアルバムでの「大ジャンプ」を期待したいところです。

・・しかし、ジャケットとバンドロゴがイマイチなんだよなー。
EDGUYとのカップリングライブ行ったときに、ついTシャツを買うのを躊躇してしまいましたよ。



UNISONIC - Your Time Has Come この安定感!




  

Posted by テン at 07:32Comments(4)U

2014年11月20日

富士急ハイランド、続編

ということで、富士急ハイランド続編。

待ち時間ってどうなんだろなー、とか。
雨降ってるとどうなるんだろうなー、とか。
絶叫優先券ってどんな感じなんだろなー、とか。

そういったワタシが抱いていた疑問にお応えできるようなモノになって、今後行きたい人の助力になれればなーと思いますよ。
・・ワタシ個人の備忘録の意味合いが強いですが。

ネタバレになってしまわない程度に感想も書いていきますよー。

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< 11:15 >

絶叫優先券の時間を過ぎてしまっていましたが、専用入場口から「高飛車」へ。
「高飛車」は「最大落下確度120度」という落下方式が新しいコースターですね。
なんといっても、その「落下」が楽しみなところ。

もともと高所恐怖症なワタシですが、その恐怖を上回るスピード感が大好きで絶叫マシンに乗るわけですよ。

で、この「高飛車」。その落下のための最高到達点まではイスが90度になった状態(背中が地面、顔が空を向いた状態)でゆっくり「カタカタカタカタ・・」と上昇します。
この「カタカタカタカタ・・」は高所恐怖症のワタシにとっては最難関であります。

あまり細かく書くと楽しみが減ってしまうと思いますので、簡単に・・
・120度はそれほど衝撃じゃない
・けど、コースターとしての完成度が高いから、かなり楽しい
という感じでした。


< 11:30 >

雨が落ち着いたおかげで、「ええじゃないか」が再開したとのアナウンスが!
次はFUJIYAMAの優先券を持っているから、とりあえず絶叫優先券販売窓口へ向かってみます。

朝の販売時点で「ええじゃないか」「ドドンパ」は優先券を販売してなかったわけだから、まだ残ってるはず!との目論見です。
結果・・・
無事、12:00~13:00の「ええじゃないか」の優先券を入手!雨が降る前に乗らないと!


< 11:45 >

11:00~12:00 という絶叫優先券を携えて「FUJIYAMA」へ。
実はFUJIYAMAだけは二回目。FUJIYAMAができた頃に、一度だけ富士急ハイランドへ来たのだ。
とはいえ、記憶も曖昧だからやっぱり楽しみ。

これまた簡単に述べておきますと・・
・さすがキングオブコースターと呼ばれるだけのことはある。
・思ったより長い。
・全身に負担がかかるほどのGがくるので、シートにしっかり身体を(特に頭を)固定しておいたほうがいい。
(これでムチウチになった、との報告あり)

やっぱりコースターとしての魅力は圧倒的。


< 12:00 >

雨が小休止してくれたおかげで、「ええじゃないか」に続いて「ドドンパ」が再開したというアナウンスが!
ということでまたまた優先券売り場へ。

雨が降る前に乗りたいから、12:00~13:00の優先券が欲しい・・と思ったのですが、時間が時間なので13:00~14:00以降しか販売していませんでしたね。
で、13:00~14:00の「ドドンパ」優先券を入手!

・・冷静に考えてみると、この時点で「ドドンパ」と、朝購入した「富士飛行社」の時間がともに 13:00~14:00 でカブってますね。
一緒に同じ時間の優先券は買えない、と聞いていましたが、こうして別口で購入すると大丈夫なようですね。
優先券購入時に何かチェックされるわけでもないし。

< 12:15 >

さきほど購入したばかりの「ええじゃないか」へ。
これまた簡単に触れておきますと・・
・コースターは後方へ進むから、進路が見えない。
・「床がない」(足が踏ん張れない)というのがウリですが、その点は意外と恐怖感はない
・コースターの旋回と、シートの大回転、という組み合わせが想像以上の恐怖感

・・絶叫系コースターで初めて「何も叫ぶことすらできず無言になる」という経験をしましたよ。
絶対的にオススメであります。

< 12:30 >

「ええじゃないか」で放心状態のまま、ドドンパ待ちも兼ねて、ドドンパ近くのロッテリアへ。
ハンバーガー2個の昼食。
ヘヴィメタルの祭典、LOUDPARKでも同じだけど、何か楽しみがあるときってのは食欲の優先度は圧倒的に低くなるヒトです。
なんでも食えりゃいい、って感じ。

< 13:00 >

待望の「ドドンパ」へ!まだ雨は小康状態。助かった!
「ドドンパ」は「スタートからわずか1.8秒で172km/h」という加速が魅力のコースターですね。
これまた簡単に感想を。
・加速、スゲー!まるで宇宙へ飛び出すかのような錯覚!
・加速後のコースター自体は普通。
・ということで、このアトラクションの楽しみは開始1~3秒くらいに90%以上が詰め込まれてる感じ。

< 13:30 >

「富士飛行社」へ。これまた13:00~14:00の優先券で。
ディズニーランドとかにもある、シアター形式のアトラクションですね。
富士山上空を旋回しているかのような飛行感を楽しめます。
ディズニーランド/ディズニーシーのように3Dじゃないけどね。
個人的にはこういうのは好きなので、けっこう楽しかったですよ。


< 14:00 >

絶望要塞へ。これまた優先券利用。
なんだか謎を解いて前へ進むってヤツですね。
これこそネタバレになるので何も書きませんがね。
一言。
・・・何もできず、何も理解できないまま終わってしまった。

このネットの時代。事前に調べたりしていけばいろいろ分かるんでしょうけどね。
それやっちゃうとツマンナイと思いますよ。

何度も通える人にはオススメ。(実際、周りには「こいつはプロだ」という周到な準備をしてる人、多数)
なかなか行けない、って人は、貴重な時間(&出費)をしてまで行く必要はないかなー、と。


< 14:30 >

帰路へ。
この時点で再び小雨模様となり、4大コースターは全てストップ。
雨が小康状態だった短時間の中で全部詰め込めたというのは奇跡的ですらありましたね。
大満足であります。


< 帰路 >

駐車場を出るときに「ガソリンはコチラ!」って看板があります。
高速道路のICが目の前、ということもあって「これは高速に乗る前に入れておかねば」と思ってしまうわけですがね。
実際、そうしましたがね。

高いです。高速と同じくらい、もしくはそれよりも高い印象。
注意しましょうね。


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ということで、以下簡単なまとめでシメましょうかね。

< 食事 >

アルコール、あり。
ロッテリア、モスバーガー、ピザーラといった店舗もあり。
わりと選択肢が多い印象でした。
小雨だったこともあってか、どの店も余裕。
(いや、ピザーラだけは雨やどりも兼ねて並んでましたね)

< 雨天時のアトラクション >

やはりドドンパええじゃないかは早めに運休します。
高飛車FUJIYAMAはわりと粘ってた印象。

で、小雨だといつ再開するのかが気になるところだと思いますが・・

再開する際には場内アナウンスが流れるので分かりやすいですが、その時点でもう再開を踏まえて列ができています。
それよりも早く判断するポイントは・・
「再開前には必ず運行テストをしますから、その音が目安です」(スタッフさん談)
とのこと。

場内にいれば、コースター系はソコソコ大きい音がするので気づくはず。
で、その音を聞いたら「お、どれがテスト運行中?」と見渡せば判断できるはず。
で、そのコースターに並んでしまいましょう。

ちなみに今回再開した順序は 高飛車→FUJIYAMA→ええじゃないか→ドドンパ の順でした。

< 絶叫優先券 >

1枚1000円の絶叫優先券。
個人的には、4大コースターはオカネを払ってでも乗るべきだなと思いました。
・・だって、それ以外は全く興味ないし。そういう人、多いと思うし。

各アトラクションは、優先券を持ってる人のゲートは別になります。
この「優先券ゲート」の入り口が分かりづらいところがあります。

迷ったら、「ほとんどの優先券ゲートは出口から入る」と覚えておいてください。
たぶん、この絶叫優先券自体が後付けのサービスだから、専用ゲートなんて作れなかったのかなー、と。

出口から入って、ホクホク顔の人と逆行するようにアトラクションへ入っていきます。
ほとんど待ち時間はありませんでしたよ。

あと、絶叫優先券は「10:00~11:00」みたいな感じで時間指定になっているわけですが、この時間はけっこうユルめな感じ。
時間より5~10分くらい前に入ってもほとんどノーチェック(ドドンパだけは「あー、ちょっと早いですけど、まぁいいですよ」って言われた)
逆に5~10分くらい過ぎても「大丈夫ですよ~」って感じ(まぁ、雨天で止まってた影響を踏まえて、かもしれませんが)


< 待ち時間 >

小雨で人は少ないかなーと思ってた(実際に少なかったと思う)わけですが、4大コースターは1時間~1時間半待ち。
で、せっかく待っていたのに雨で運行休止になって撤収。という悲劇、多数。

午後には、富士飛行社は待ち時間ゼロで絶叫優先券が意味なかった、ということもありました。

快晴だったり観光シーズンだったりすると、やはり2時間~3時間待ちになるんだろうなーと。


< 体力 >

行く前は「4大コースター、全部制覇!つか、2回づつ乗ったるけんのぉ」と気合をいれていたわけですが・・
実際に乗ってみると、この4大コースターを制覇した段階で魂が抜けたような状態でした。
満足感と、疲労感。

まぁ、オッサンの体力だからアテにならないですけどね。
とりあえず欲張らずに時間配分したらどうかなーと思います。



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ということで、自分が事前に気になった点をまとめてみました。

絶叫マシン大好きなワタシとしては、また行きたいなーと思っておりますよ。
そのときに「そういや、あのときどうだったんだっけなー」と思い出すための備忘録になればと。

そしてこの地方から富士急ハイランドへ行く方、是非4大コースターは制覇してくださいませ!





  

Posted by テン at 07:29Comments(0)旅日記棚

2014年11月18日

弾丸富士急ハイランド

11月の某日曜日。
とある関係で富士急ハイランドへ行ってきましたよ。

個人的には二回目の富士急ハイランド。
・・一度目のこと、あんまり覚えてないんだよね。
ってことで、自分へのメモ、そして今後富士急ハイランドへ行く方への参考になれば。

入場までの待ち時間。
雨の富士急ハイランド。
待たずに乗れる絶叫優先券。
各コースター(とくに4大コースターと呼ばれるものたち)の個人的感想および優先度。

そういった自分が知りたかったことを中心に書き留めておきますよ。
長くなるかもしれませんが、LOUDPARKのときのようにいくつかに分けるほどでもないと思うので、長くなっても一気にいきますよー。
興味ある方だけついてきてくださいませ~。

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事前に調べたところによると
・4大コースターは2~3時間待ちってことも
・それを避けるためには、「絶叫優先券」なるチケットが売られている。
・そのチケットは1枚1000円。
・買える枚数は限られていて、販売枚数も限られている。
・絶叫優先券を買うのにも並ぶ必要がある

ということで、「高所恐怖症だけど絶叫マシン大好き!」なワタシとしては、なんとか作戦を駆使して4大コースターは乗りたいところだ。

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某日曜日、当日。
天候、くもり。
天気予報、くもり時々雨。もしくは雨時々くもり。
・・あやしい。天気があやしい。

事前に調べた、雨天時のアトラクション情報としては
・小雨でもすぐ運転停止(とくに、ええじゃないかとドドンパ)
・小雨だと問題なく動いてたよ!

・・情報錯綜。アテにならない。
なんとか持ちこたえてくれるのを願うばかりだ。

< 7:30 >
現地到着。ディズニーランドの入場待ちをイメージして向かいました。日曜日だし、混むよね。
・・が、駐車場ガラガラ。「駐車場、間違えた?」って疑うレベル。
その後、入場口へ向かいます。
・・待ってるのは家族1組、関西弁を駆使する若者軍団1組。
以上。

なんだか肩すかしの感を抱きつつ、その列(というほどでもないけど)に並びます。
が、やっぱり8:30近くなると、けっこうな行列になりましたよ。といっても、200人くらいかなぁ。

スタッフに確認したところによると
「8:30に入場口が開いて、9時にハイランド入場ゲートが開きます」とのこと。
入場口の先に売店があり、さらにその先に富士急ハイランドへの入場ゲートがあるのです。
ラウドパークの先行物販や、ディズニーランド/ディズニーシーの入場待ちを経験している身としては、一時間くらいは平気平気平気。

< 8:30 >
入場口、オープン。
入場口が開くと、そこは売店。

係員が「これから券売所まで先導します」と行って、行列を引き連れて売店を縦断していきます。
売店を抜けると、そこはリサとガスパールをモチーフにした街並み。
その街並みをさらに抜けていき・・・

この段階で、後方から駆け足(というか、早足)で列を乱す人が現れ始めます。
そりゃ経験者だったら券売所の場所を知ってるからねぇ。

そして入場ゲートの横の券売所に案内されます。
が、ワタシはコンビニで買った「WEBチケット」があるので、券売所に並ぶ必要はありません。
このWEBチケットは、入場ゲート右側(券売所は左側なので、反対側ですね)にディズニーランドのファストパス発券機のようなものがありますので、そこに「ピッ!」とかざします。
そうするとチケットが発券される仕組み。
とりえず日程がもう決まってて、雨でもなんでも行くしかない!って人は、このWEBチケット、オススメです。
・・飛騨地方から行く人は「雨かー。また今度にするかー。」ってわけにはいかないでしょうから、買っておいたほうがいいかと。

ということで、早々にチケットを発券してゲートに並びます。先頭ですよ!

9:00オープンに向けて待っていると、既に何人かが園内をウロウロしてましたね。
あとで聞いたところによると、隣接する富士急ハイランドホテル宿泊者は、30分早く入れるそうです。
このあたりもディズニーランドと似たような仕組みがありますね。

この頃から傘が要るか要らないかという微妙な小雨に。
アナウンスでは「雨が降ると停止するアトラクションがあります」とのこと。

なんとかコースターが止まらないことを祈りつつ・・・


< 9:00 >

入場ゲート、オープン!!
・・このゲートオープンですが、明確に「さ!オープンだ!」という空気は無く、スタッフさんが「じゃ、チケットかざしてくださいね~」と言う程度。
「え?いまから入っていいんですか?」って確認してしまいましたよ。

そしてチケットをかざして、ダッシュ!
(そういえば、ディズニーランドみたいに「走らないでくださいー!」的な声は聞こえなかったような)

混むアトラクションにダッシュするチョイスと、絶叫優先券の売り場にダッシュするチョイスがあったわけですが、今回は迷わず絶叫優先券売り場へ。
この絶叫優先券の売り場ですが、ネットで見ても「メリーゴーランドの近く」という程度しか情報がなかったんですがね。
実際には
・入場ゲートから、左手にFUJIYAMA、右手にメリーゴーランドが見えます。
・その間を走り抜けていきます。
・メリーゴーランドを越えたら、右手に小さな小屋があります。看板とスタッフがいます。そこが券売所です。

といった感じですかね。

ゲート先頭の他の列に並んでた人たちは、アトラクションへダッシュしたようで、単独先頭のままゴール(といっても、絶叫優先券の券売所ですが)へ到着!
・・が、先頭のはずなのに既に10人くらいの人が並んでいます。
先程のホテル優先入場の人たちでしょうかね。

この券売所に並んだ時点で、傘が必要なくらいの雨に変わってきました。
すると看板持ってるスタッフの方が「ドドンパとええじゃないかは、雨天のため運転を見合わせております。絶叫優先券の販売もありません」とのアナウンス。
・・マジですか!

券売所で順番が回ってきて、その二つの中止を踏まえて・・

10:00~11:00 高飛車
11:00~12:00 FUJIYAMA
13:00~14:00 富士飛行社
14:00~15:00 絶望要塞


の4枚をゲット。
諸事情で、15:00までしか滞在できないので、ココまでしか買えない・・・

ちなみに絶叫優先券ですが、10:00~11:00 がスタート。
9:00~10:00 ってチケットがあればいいのになーと思いましたよ。

ということで、とりあえず10:00の高飛車まで時間があるので、ウロウロして時間をつぶします。
とはいえ、傘が必要な小雨状態。
仕方ないので(というと失礼ですが)、エヴァンゲリオンのアトラクション(というか、展示施設)、「EVANGELION:WORLD」へ。
・・まぁ、エヴァの世界感を現した施設ですね。初号機の実物大があったり、各登場人物の等身大の像があったります。
・・が、そういうところですね、というトコ。
ワタシもエヴァは見てましたが、「ふーん。なるほどねー」という感じ。熱狂的ファンはそれぞれの作り込みに唸ることができるかもしれませんが。

< 10:00 >

そして10:00に近づき、スマホアプリで、待ち時間や運航状況をチェック。
そう、スマホのアプリで富士急ハイランドの待ち時間とかが分かります。
是非ダウンロードしていってくださいな。

すると・・高飛車FUJIYAMAも運行休止。

4大コースターを目当てに来たというのに、オール中止とは・・なんという悲劇。
とはいえ、まだ天気予報のように「ときどき曇り」の時間がくるかもしれない。

ということで、雨が収まるまで売店でお土産の下見。
売店は、入場ゲートのところにあった売店が一番いいですね。
ワインやほうとうも揃ってるので、サービスエリアとか寄らなくても全部揃うレベルでしたよ。

< 11:00 >

売店下見後、高飛車近くのロッテリアで休憩。
11時が近づき、高飛車の絶叫優先券の対象時間が過ぎようとしています。
そして・・・ついに11時になってしまいました。
が、雨は小休止の状態。

ダメモトで高飛車へ向かうと・・テスト運行しています!
そして、既に再開を前提に並んでる人たちが!
スタッフさんに聞いてみると「テスト運行が問題なければ再開します」とのこと!
絶叫優先券の時間がちょっぴり過ぎていますが、これまたダメモトで聞いてみたところ「あ、大丈夫ですよ。優先ゲートへどうぞ」とのこと!
そして優先ゲートへ並ぶと同時に「FUJIYAMAと高飛車の運行を再開します」との場内アナウンスが!

ということで、待望の「高飛車」へ!

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結局、長くなってしまったのでいったん切りましょうかね。

次回続編では、各アトラクションの感想などを書いていこうかと思いますよ。
  

Posted by テン at 07:19Comments(0)旅日記棚

2014年11月04日

鋼鉄の宴14~まとめ的なモノ

今年も楽しませてくれたLOUDPARK14
長々と綴ってきましたが、例によって「まとめ」的なものを。

来年開催されるであろうLOUDPARK15への期待と願いも込めて。
そして、「来年こそ行ってみようかなー」と思ってる、そこのあなた!あなた!あなた!
是非行ってみてください。
そしてその助力になれれば幸いです。


【物販】

今年も先行物販は9:30の入場に先駆けて 8:00~9:00。Bゲート。
初日は5時すぎに並んでも既に100人近くが並んでた状態。
6時半とかだと買えたか微妙だったのではないでしょうか。
二日目はガラガラ。8:30の時点で列なし。

考えてみると、ワタシは今まで二日開催のときは二日目ばかりだったんだよなー。

初日、ワタシの友人が8時前に入場ゲートに並んで、わりと早々に物販に辿り着いたと聞きました。
そういう意味では、初日の場合は先行に並ぶよりも7時~7時半くらいに入場ゲートに並んだほうがいいかもしれません。

ただ、今回もオフィシャルの一部、DRAGONFORCEの一部とかBERPHEGORなどは先行の段階で売り切れてしまったらしく、どうしても欲しいものは先行に並ぶことをオススメします。

あと、今年はメチャンコ寒かった!
Tシャツ+パーカーでしたが、指先が痺れるほどの冷え込み。
女性の方は特に暖かくしてお出かけください。

けど場内は半袖で充分なので、そのあたりの重装備(?)は物販購入品といっしょにクロークに預けちゃいましょう。

ちなみに、7時になるとスタッフが列の整理に現れたので、トイレ行きたい人はその前に済ませておきましょう。
一人で行っても隣の人に「ちょっと荷物見ててもらっていいですか?」でダイジョブ。
メタラー、みんないい人!

【クローク】

今回も外の別棟でしたね。
大きいごみ袋みたいなのに突っ込んで預けて500円。例年通りです。
一度預けたら、そのあと「ちょっと物販で買ったものをバッグに追加したいんですが・・」ってのも、いったん返却→再び500円で預ける、ってことになるので要注意。

初日は終演後グッタリしてる中でクロークから荷物を引き上げるときに、長い階段を登らせるというサディスティックなサプライズがあってウンザリしましたが、二日目はエスカレーターでしたね。
まぁ、物販も含めて二日目のほうが落ち着いてたってことでしょう。

以前のように場内クロークに戻してくれないかな・・。

【集客】

物販とクロークの話の流れで、集客について感じたことを。
初日は物販列を見て分かるとおり、あの人混みが記憶に新しいLOUDPARK12のような人の多さ。
入場は、9:20くらいにならんで、入れたのが9:50くらいでした。
実質オープニングとなったBATTLE BEASTの時点で、すでに前方アリーナはフルハウス。
その混乱を避けるために、クロークも階段を使って導線を確保したのでしょう。
二日目は入場列が初日の半分くらいの感覚。

やはりMANOWAR目当てに買った人が多くて、キャンセルになってもとりあえず来場した、って人が多かったんだろうなーと思います。


【再入場】

オッケーです。半券orリストバンドで。
結局面倒だし、外に出る時間があったら少しでもアリーナにいたいので、今まで一度も再入場したことないです。
あ、今年はクロークに荷物を預けるために一度外に出たくらいですね。


【二日通し券】

今年初めて二日通し券を買いました。
MANOWARSYMPHONY Xのために(泣)

並ぶときは、一日券も二日券も同じ列に並びます。
ゲート付近になって、入り口がそれぞれ分かれてるという流れ。
初日はリストバンドをつけるのに手間取ったようで、一日券の人が全員入っても二日券の方は長蛇の列。
あとからリストバンドの取り付けをやめて手渡しにしたようで、そこからはわりとスムーズ。
最初っから手渡しにしてほしいなー。
もしくは、二日券の人には事前に「リストバンド取り付け窓口」を早めに設けるとかさ。

二日目はリストバンドで入場。半券での入場はNG。
リストバンド紛失しないようにしましょう。

ワタシはなんだか心配だったので、初日は渡されたリストバンドをサイフに入れておいて、二日目に装着しました。
twitterでも「リストバンド、取れた!ヤベェ」というツイートを見かけたので。(その方の手元には無事戻ったそうで、さすがニッポンと思いました)


【セキュリティ】

例年、どんどんザル化が進んでますね。
デカい荷物を持ち込んでる人。
水しかダメなのにビールやジュース、さらにはケンタッキーまで持ち込んでる人がいて閉口。
アリーナに入る通路で立ち見の人が多くて通路を塞いでいても「そこ、通路なので・・」とボソボソ言うだけ。
大きなトラブルになる前に、もっと屈強な人を立たせてほしいよ。


【アリーナ】

今年も縦型左右に横並びで分けるステージング。
後方アリーナは左右に分けず大きく確保されています。

そのおかげで、後方アリーナでは座って観戦、寝て観戦、単に寝てるだけ、といった人も多く、野戦病院といった趣。
横並びだと、隣のアリーナで次のバンドを待っててもわりと近くで見えるからウレシイですね。

以前の対面方式は不評だったってことでしょうかね。

左右のステージ間の移動は最後方までグルリと回っていくというルート。
・・地味に遠い。
そして人が多いバンドだと(特に初日)、出ようとしてるだけで次のバンドが始まっちゃう、なんてことも。
このあたりは何か改善できないもんですかねぇ。


【スタンド席】

指定席と自由席があるわけですが・・今年は例年よりもその仕切りが分かりづらかったような気がします。
どこまでが指定席で、どこが自由席なのか、全く判断つかなかったよ。
扉の前に書いておいてもらって、さらに席付近で何か分かりやすくしてくれないと。

自由席は服やらタオルやらで場所を確保している人、多数。
「そんなもの、ポイッとして勝手に座るよ。自由席なんだから」って考え方の人も多いし、実際に自由席周辺の通路にタオルが落ちてたりしたので、自由席で場所取りしたい人はそういう覚悟で。


【フード&ドリンク】

例によって、ほとんど食ってないので特にお知らせすることもなく・・・
ビールはこれまた例年の通り、小さいコップで600円
再入場覚悟でコンビニ行って缶ビール、ってのが効率いいかもしれませんが、ワタシは面倒なのでやりません。

そうそう、今年もケバブは長蛇の列でしたよ。一度は食ってみたいと思いつつ、これまた面倒なんだよなー。



【レコード会社ブース】

場内物販ブースの手前に、各レコード会社のブースがあります。
Tシャツを安く売ってたり、サンプルCDを配ったりしてます。
毎年、ヒソカに楽しみにしてるので、ココに寄ってからクロークに行くようにしています。
興味のある方は是非~。


【メタT】

毎年恒例、安定の「黒」率を誇るメタT展覧会のごときメタラーたち。
今年はRAGEが多かったことに驚いた!
RAGEが好き、って人に出会うことってあまりないんだけどなー。普段どこに潜伏してんだよ、ってくらい多かったです。
特に我々世代と思われる方が多かったかな。
続いてDREAM THEATERも多かった。
MANOWARの人もソコソコ。クリエイティブマンへの抗議も込めてってところでしょうか。

KREATORDEATH ANGEL、そしてSLAYARといったスラッシュ勢も多かった。
この方々は二日目のスラッシュ祭りに狂喜乱舞したことでしょうね。

ワタシは初日は毎年恒例のHAMMER FALL。そして今年も誰ともカブることはなかったですね。
二日目はEDGUYで参戦。
こういったメロスピ/メロパワ系のTシャツは少なかったなー。今年は。

そういや、入場時にロリータ風とかドレッシーな女性とかがチラホラ。
この人たちは何なんだろなーと思ってましたが、ガゼット目的だったんですね。たぶん。
ある意味新鮮でありました。

ちなみに最もサプライズだったTシャツはCoroner
ココロの中で「うぉっ!懐かしい!」と叫んでしまいましたよ。


【持ち物とか】

今年初めて耳栓を持っていきました。
・・もちろん、MANOWARの轟音に向けての措置だったわけですが、まぁせっかく準備したし。
結果、耳栓していって良かった。
演奏については全く「耳栓してる」って感覚はない。むしろ途中で「これだけデカく聞こえるってことは、どこかに落とした?」って耳をチェックすること、多数。
けど、しっかり装着。
そのくらい、音についてはしっかり聞けます。
そのおかげで、毎年恒例、ベッドでのキンキン耳鳴りも全く気にならず。

一日だけなら耳栓なしでもいいと思います(今までもそうだったし)。
が、二日参戦なら持って行ったほうがいいと思いますよ。
ワタシは来年以降、一日参戦でも持っていきます。(自分への覚え)

ちなみに、スイミングのときに使ってたヤツを持っていきました。

あ、あと帰りのためにズボンの替えはもっていかないと、汗だくライブを二日間経ての最終日は臭うぞ。(自分への覚え)
Tシャツはどうせ現地購入するから余分に持っていく必要なし。(自分への覚え)

【MANOWARキャンセルに伴う優遇措置】

期待でパンパンに膨らんだメタラーのメタルハートを粉々にしてくれた、直前でのMANOWARキャンセル。
しかも去年のKING DIAMONDに続いて「二年連続、ヘッドライナーのキャンセル」という事態を招いた運営の罪は重い。
しかも二年連続、船便トラブル。
いろんな諸事情があったとしても、リスク管理が甘いとしか言いようが無い。

払い戻しがない、ということについても喧々囂々とありましたが・・。

結果として・・
・MANOWAR単独公演の開催
・そのチケットの割引(8000円→3000円)
・ドリンクチケット無料配付 (初日のみ)
・ポカリの無料配布 (初日のみ)
・MANOWAR単独に来れない人には、グッズを半額でネット販売(送料は運営負担)


と、それなりの誠意は見せてくれたのではないでしょうか。
結局、どんな優遇措置をしようと、仮に払い戻しに応じたとしても、「MANOWARをLOUDPARKで見れない」ということには変わりないわけだし、何をしたところで代替えにはならないわけで。

とにかく来年以降はこういったことがないように、と願うばかりだ。

おっと、MANOWARばかりが矢面になってるけど、SYMPHONY Xのキャンセルはホントに痛かった・・・


【まとめ】

ということで、今回の個人的目玉だった SYMPHONY X MANOWAR がキャンセルというテンションがた落ちのLOUDPARK14。
・・だったんですが、やっぱり楽しかった!

最も印象深いのは、なんといっても二日目の THE HAUNTED ~ DEATH ANGEL ~ KREATOR という流れ。圧巻でした。
その他では、RAGE / RIOT というワタシが思い入れがあるバンドたちが、その思い入れ補正を抜きにしても「名演!」と言える感動的なライブを見せてくれたこと。
セットリストも素晴らしく、見直した人も多かったことでしょう。
あとはBATTLE BEAST、WITHIN TEMPTATION、AMARANTHE、ARCH ENEMYといった女性ヴォーカルの存在も光りました。それぞれが個性的な輝きを放っていました。

ここにMANOWARとSYMPHONY Xがいたら、どれだけ恍惚の時間だったろうか・・と思うわけですが、それを抜きにしても素晴らしい年でした。

特に二日目は伝説になるレベルだったのではないでしょうか。

もうキャンセルでの喪失感は味わいたくないので、それだけは万全でお願いしたいところです。


そんなわけで、今年も結局は「行けば楽しいラウパ。行ったもんが勝ち」ということで。
このブログで興味を持ってもらえたら、それだけで嬉しく思いますよ。


ありがとうLOUDPARK!



  

Posted by テン at 07:25Comments(0)LOUDPARK14