ヘビメタパパの書斎 › 2015年09月

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2015年09月25日

夏休みの旅~終盤 どうなる最終日編

さて、伊勢鳥羽方面、船にも乗っちゃう旅。
シルバーウィークを挟んだこともあって、すっかり間隔があいてしまいましたね。

さ、疲れも癒えて、何も決まってない最終日へ入るところからですよ。

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翌朝。

予想に反して、なかなかの快晴!しかし、富士山周辺の天気予報は雨模様。
そう、前日の記事でも書いたけど、最終日の案は

① 富士山を見て帰る。(天気がよければ)
② 焼津でマグロを食って帰る。
③ この周辺をウロウロして帰る。


あたりを想定してるのだ。
天気が悪いと富士山って全く見えないからなー。

とりあえず朝メシ食いながら相談…ってことで、朝食バイキングへgo!
朝食もオーソドックスなメニューながらも、明太子食べ放題!シラス食べ放題!という素晴らしさ。
ワタシはパンに明太子を乗せて明太パン。
ムスメはご飯派なのでゴハンに明太子とシラスをタップリ乗せて…という贅沢な朝食。当然、おかわり。
さすがにこの日ばかりは「ゴハンにすれば良かったかも…」と少し後悔。

そしてメシを食いながら相談した結果、「せっかくだから、ホテルでゆっくりして、天気いいし近くの海でも見てボチボチ帰ろうか」ということに。
グッバイ富士山。
アディオス焼津のマグロ。

ホテル内に卓球場があることを知り、「チェックアウト前に卓球して帰ろう!」と盛り上がる。
「会議室」という看板の中に置かれた二台の卓球台。
子供たちは初めての卓球。奥様は…見てるだけ。
子供たちに手取り足取り教える。ルールも教える。
さすが小学五年生と中学一年生。そこそこ飲み込みが早い。
飲み込みが早いから、そこそこ楽しい。
汗だくになり、あっというまに30分が終了。

心地よい疲労感を引きずったまま、チェックアウト。

いやー、ホントにいい施設だったよ。
なにより、スタッフさんの細かな気遣い、笑顔。
子供たちも「ホテルもいいけど、ホテルの人たちがみんないい人!すごくいいところだった!」って言ってたよ。
ワタシも同感だ。
こういうところで「あー、また来たいなー」と思えるのだ。



9:40 ホテル出発。

とりあえず海へ向かいますよ。
岬に灯台があるらしいし、その付近には恋路が浜とかいうスポットがあるらしいよ。
予定を練ってるときには「二日目は海水浴だな」と思ってたんですが、完全に雨予報だったから水着なんて使うことないと思って持ってこなかった。
…持ってこればよかった。そのくらい快晴である。

9:50 駐車場到着

駐車場といっても、昨日到着したフェリーターミナルの駐車場だ。
ココから灯台までが徒歩20分ほど。その先の恋路が浜までまた20分ほど。
「エー、そんなに歩くのー」というムスメの声を尻目に、サッサと駆けだすボウズ。ココでサッサと駆けだす「チーム男子」と、ボチボチ歩いて向かう「チーム女子」に自然と分断される。



道中はきれいに遊歩道が整備されています。
遊歩道から海を眺めると、昨日乗ってきたフェリーが行き来してますね。昨日の光景がよみがえります。



シュールな看板を横目に、灯台へまっしぐら。



到着した灯台は、なんというかコンパクトで「カワイイ灯台」といった風情。
「あー、灯台だね」という至極当然の感想を抱き、早々に恋路が浜へ。
ココでもチーム男子が先行して進んで行きますよ。

そして到着した恋路が浜は…海岸ですね。海岸。
到着すれば、海へ来たら恒例の貝殻拾い。





で、気付いてみれば海岸の上のほうに立派な駐車場が。
なんだよー。駐車場あるならコッチに停めたほうがよかったじゃんかよー。

ボチボチと恋路が浜へ向かってくるチーム女子とすれ違うように
ワタシ「駐車場が近くにあるで、車をこっちに持ってくるさ」
奥様「えー、めんどくさいでしょ。いいよ」
ムスメ「あ、そう。サンキュー&ヨロシク!!」

ということで、今来た道を一人トボトボと戻ります。
もうね、汗だくですよ。

途中、灯台の横で投げ釣りをしているおじいちゃん二人に「何が釣れるんですか?」と尋ねてみると「クロダイ」とのこと。
しばらくの間、クロダイが釣れるのを眺めてました。
…が、フグばかりでしたね。
ワタシが北陸でキス狙いでフグばかりでしたが、どこでも似たようなもんですね。

車を拾って、海岸上部の駐車場へ停車。

水着を持ってこなかったので、服のまま海に濡れて戯れる子供たち。やっぱり水着持ってこればよかった…。

最後に「恋人たちの聖地」と書かれた鐘へ。
まずはボウズとムスメでツーショット。嫌がるムスメ。別に興味なさげなボウズ。
そしてワタシと奥様。怪訝な顔の奥様、まんざらでもないワタシ。

恋人たちの聖地らしいので、ムスメやボウズが将来のパートナーと来るときのための予習になればなーと思うのです。
…まぁ、けっこう距離があるので、その苦労をしてまでたどり着く価値があるかどうかは微妙ですが。

駐車場隣接の水道で砂を流して、着替えて、車に乗り込みますよ。

11:30 恋路が浜出発。

帰路の途中、風力発電の設備が多いことに気付く。
そうか、このあたりは風が強いのか。




そして「メロン」の看板が多い。メロン好きなボウズ。メロン嫌いなワタシとムスメ。
家族全員でメロンを楽しむことはできないけど、ボウズにはメロンを味わってほしいなー、とチェック。

道中のメロン直売所をチョイスして入店。
メロンまるごと、というわけにはいかないけど、「メロン100%ジュース」なるものを発見。500円でしたかね。
ボウズいわく「こんな美味いジュース、生まれて初めて飲んだ!!」と感動してましたよ。

ムスメは「私には何を買ってくれるのかな~(チラッ)」とチクチク言ってくるので、高山にはないミニストップへ。
ワタシ「ミニストップのソフト、美味いんやぞ」と言うと
ムスメ「よっしゃ、じゃ、それにしとこう」と納得。
久しぶりに食べたけど、やっぱり美味いね、ミニストップ。高山にも来てくれないかなー。

で、「高速道路に乗るまでにに一時間半くらいあるし、どっか美味そうなところでメシ食おうか」ということに。
が…無い。「ココだな!」というところがない。

結局、インター直前に「ココがラストチャンスかも」というところに入ることに。

13:15 お昼ごはん

が、ココが大当たり!
普段辛口のムスメ&奥様も「こういうことに関してはハナがきく人やな」と褒めてるのか貶してるのかよく分からないお言葉。

ワタシは明太クリームパスタ。
奥様は海鮮丼。
ムスメはしょうが焼き定食。
ボウズはチキン南蛮定食。

子供たちも普通に一人前の定食を食うようになったんだなー、と改めて感慨深さを感じたり。

で、高速道路に乗り込み…
みんな眠りに落ち…

ワタシは一人で好きな音楽を聞きつつ、帰路につきますよ。

そうそう、今回の旅ではNELSON、GOTTHARDが中心でした。
基本、家族のドライブではメタリックなのは流さないので。

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今回は「なんか近場だからつまんないなー。ブログに書いても短くなっちゃうなー。書く意味もないなー」なんて思ってましたが、それなりに長くなってしまいましたね。
天気にギリギリ恵まれ。
ホテルに恵まれ。
食事に恵まれ。

なんだかんだで記憶に残る旅になったのではないでしょうか。
そうであってほしいなと思うばかりです。
  

Posted by テン at 07:17Comments(0)旅日記棚

2015年09月14日

夏休みの旅~中盤 鳥羽&フェリー編

さて、伊勢鳥羽方面、船にも乗っちゃう旅、伊勢神宮を経て鳥羽水族館へ向かいますよ。

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ナビが「鳥羽水族館まで500メートル」という指示を出したあたりから、鳥羽水族館渋滞。
進まない。
進まない。
ちょっと進んだ。
進まない。
進まない。
とにかく進まない。
30分ほどかけて駐車場近くまで来たものの、「こちらは無理なので臨時駐車場へお願いします」とのことで案内図を渡される。
臨時駐車場は狭そうだから、そっちはそっちで渋滞するんだろう。

そういえば、夕方利用するフェリー発着場に駐車場がある、って情報を見たような気がしたぞ。
ということで、
ワタシ「あのー、あとでフェリーに乗るんですけど、そのフェリーのところに駐車場ありますかね?」
警備員「あー、それなら空いてるかもしれないですね。次の信号を左折してすぐですよ」

よし!ナイス判断!で、フェリー駐車場へ向かいます。
フェリー駐車場は、ノー渋滞!
この駐車場、ヨボヨボのおじいちゃんが管理してまして…
ワタシ「あのー、夕方フェリー乗るんですが停めさせてもらえますか」
じいちゃん「あー、フェリーと駐車場は管理が別なんじゃよ…今は空いてないんじゃ」
ワタシ「じゃぁ、空いたら教えてもらえますか」
じいちゃん「いつ空くかわからんけどなぁ」
ワタシ「じゃ、待ってますね」

15分

30分

全然知らせにきてくれない。
シビレを切らして、おじいちゃんのいる小屋へ。
じいちゃん、モソモソと弁当食ってるじゃんか!
ワタシ「あのー、まだ空きませんかね」
じいちゃん「(モグモグ)あー、まだ上から空いたって連絡がないからなぁ(モグモグ)まだ空いてやろなぁ(モグモグ)」
ワタシ「…そうですか」
じいちゃん「一応聞いてみるかね(モグモグ)…(無線で確認)…」「あー、空いとるンかね。一台入れるから」
ワタシ「(なんだよ!空いてるじゃんか) ありがとうございます」

ということで、ようやく駐車場イン。

12:00 鳥羽水族館

あんまりハラ減ってないけど、夕飯はごちそうだし、早めに軽く食って、夕方にハラ減るように調整しようか、ということで、到着後すぐにちょっとしたファーストフード店へ。
チンするだけのタコヤキやらを食い、いよいよ…ですが、ボウズの体調はまだ戻らず。
水族館大好きなんですがね。
「○○ショー」みたいなのも「並ぶのキツいからいい」とのことで、各種ショーはスルー。
幸いムスメも「まぁ、並んでまで見るほどでもないやろ」ってことなので、問題ナシ。

館内をグルグルしている間に徐々にボウズも復活。
もともと水族館大好きなのだ。



で、子供たちが一番興奮したのが「ドクターフィッシュ」
水の中に手を入れると、小さな魚が手に集まり、皮膚をパクパクしてくるという珍しい魚。
なんともコソバユイような奇妙な感覚ながら、たしかにクセになりますね。



ムスメの希望でお土産購入時間も長めに確保し…

15:45 鳥羽水族館出発

…出発といっても、隣のフェリータミナルへ歩くだけですがね。
フェリーターミナルの駐車場から、フェリー乗り場へ車を移動。
16:20のフェリーを予約していて、「20分前には受け付けしてくださいね」とのことだ。

15:55 フェリー受付

車検証とかを提示して、受付完了
そして車に乗り込み、乗船を待つ。

16:10 フェリーに向かって移動開始。

思ったよりもたくさんの車がいますね。順番に、係員の指示にしたがってフェリーへ車を進めていきます。
フェリー内の車置き場は、けっこうギュウギュウな感じ。




16:20 フェリー出発!
フェリー中の休憩室は、けっこう広々。ちょうど高校野球の中継も放送されていましたが、海の上だと時々ブツブツと切れてましたね。
ビールも売ってるけど、まだ運転が残ってるからガマン。
せっかくだから外へ、ということで子供たちとデッキへ向かいます。
デッキから海面を眺めていると、「おー、けっこう速いな。船、デカいのに」という驚きが。



この頃には雨も上がり、ところどころ太陽も顔を出すように。
まだサンセットまでは時間があるけど、それでも今にも沈んでいきそうな太陽な美しい!

ずっと波や島を眺めるボウズ。そう、ボウズは「DASH島」を見てるから島への思い入れがある。
そして、車でもずっと外の景色を眺めてる。
景色に飲み込まれていくように見つめつづける。

ムスメは…相変わらずiPadで写真撮ったりウロウロしたり落ち着かない。

そんな中、海面でイルカらしきものがジャンプ!
そう、この航路ではときどきイルカを見ることができるらしいのだ。

ワタシ「イルカ!見たか!?」
ボウズ「見えた!背中だけ見えた!今のイルカ!?」
ムスメ「…また見れんかった!もうイヤ!」
…自業自得である。

17:30 伊良湖フェリーターミナル到着。
一時間弱の船旅。あっというまでしたね。

そして本日の宿、「休暇村伊良湖」へ向かいますよ。車で5分程度ですよ。
ムスメは「おとうさん、ちゃんとしたところを予約したんやろな。ボロいところじゃないやろな」と挑発してましたが、到着後には「スゲー!おとーさんにしては頑張ったにか!」と好評価。
施設自体は普通ですが、子供たちにとっては久しぶりの旅行、久しぶりのホテル泊だからウレシいんだろうね。

チェックインを済ませ、荷物を放り出し、さっそく夕飯!

ココの施設の食事はバイキング。子供たちはバイキング大好きだからね。
そしてバイキングとはいえ、そこそこ食事の評判が良かったから選んだのだ。
甘エビやマグロ、刺身のヅケ、揚げたての天ぷら、大アサリの浜焼、パスタにポークステーキ、自分で作れる釜飯…と、評判通りの充実っぷり。



そして当然、ワタシはビールですよ!昨夜からこの瞬間を待ってましたよ!
自分で作るクレープなんかもあったりして、ボウズはメシも早々にひたすらクレープ&フルーツ(フルーツ大好き)
ムスメは自分で作った釜飯が美味かったらしく、「もう一回作っていい?」と。一回作るのに30分くらいかかるので、ワタシは「仕方ないな…ビールおかわりするか」(←まんざらでもない)
充実&大満足の食事タイムとなりました。





店内の小さな売店で部屋飲みビールとオツマミを購入。
男女それぞれお風呂へ向かいます。
風呂上がりには売店でアイスクリームを買い、部屋で飲みつつマッタリと。

…そうだ、翌日の予定が全く決まってないのだ。
なんといっても天気が見えないから、予定の立てようがないのだ。
この段階での案は

① 富士山を見て帰る。(天気がよければ)
② 焼津でマグロを食って帰る。
③ この周辺をウロウロして帰る。


どうすっかなーと悩みつつ、「ま、明日の天気で決めるか」ということでおとなしく就寝。
さすがに運転&車中泊の疲れもあって、ワタシが真っ先に寝てしまいましたよ。

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ということで、無事に眠りについたところで、ココまでにしときましょうかね。
最初は一つの記事にまとめるつもりでスタートして。
途中で「こりゃ、前半/後半に分かれちゃうな」と思って。
で、結局は前半/中盤/後半 になりそうですね。

今度こそ本当に、後半へ続く。

  

Posted by テン at 07:00Comments(0)旅日記棚

2015年09月11日

夏休みの旅~前半・鳥羽編

いまさらですが、夏休みにちょっとした旅行に出かけまして。
以前の鳥取砂丘やら沖縄と比べたら近いところだし、それほど珍しいものでもないし、まとめるつもりもなかったんですがね。
とはいっても、鳥取砂丘沖縄東京も、やっぱり後々振り返ってみて「あー、あったあった」「そうだったなー、そんなことあったなー」と思い出すのは楽しいものなのだ。
ダラダラと続けてるだけのブログでも、そういう効果はあるのだ。

ということで、例によって自分の備忘録的プチ旅行記ですよ。
興味ある方だけ、どうぞ~

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今回の旅行を計画するにあたっては、私としては「普段行けない遠いところに行きたい」という思いがあった。
沖縄や鳥取のときもそうだった。
今回は広島周辺とか、四国とか、東北とか、そういった方面を模索していたわけですが、奥様が諸事情で長距離の移動はキツそう、ということで近場をチョイスすることになりました。

で、近場となると、やはり海。
ただ海へ行くだけなら、キャンプ行くのと変わらないな…と思いまして、フと思いついたのが「船」
そうだ、船に乗れる旅にしよう。

ということで、決めたルートが伊勢志摩→フェリー→伊良湖
ということで、そんな旅の簡単なまとめであります。

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旅行といえば「車中泊」がつきものの我が家。
近場だから車中泊しなくても早朝出発でもいいんだけどね。
子供たちも「旅行といえば、車の中で寝ることからでしょー」ということで、必要かどうかは関係なく車中泊となりました。

8月某日。

20:00くらい
高山出発。
天気予報、初日雨。二日目雨。三日目雨。いきなり憂鬱な予報を尻目に、車中泊予定のSAへ向かいます。

0:00くらい
車中泊SA到着。雨ですよ。えぇ。
今回車中泊にチョイスしたSAは「安濃SA」。理由は後述。
途中で調達しておいた、遅めの夕飯を食べます。(食べてくると車中で眠くなるので車中泊のときは食べずに出発します)
歯磨きのために洗面所へ向かいますが、雨、雨、雨。

この安濃SA。駐車場から施設へ向かうのにちょっとした階段、ちょっとした広場があって、この「ちょっとした」が雨天時には面倒に感じました。
晴れてたら気にならないんだろうけどね。

歯磨きして就寝。車中はエアコンかけて、ブランケットかけて。エコじゃないですがゴメンナサイ。

5:00
目ざましは5:45にセットしたのに、ワタシはいつも通り5時に目覚める。
そしてやはり雨模様。
狭い車中泊で凝り固まったカラダをほぐすべく、散歩。

5:45
みんなを起こします。このサービスエリア、フードコートが6時からオープンしてるのだ。
そしてこのフードコートに伊勢うどんがあるのだ。
早朝の伊勢神宮周辺は、伊勢うどんの店はオープンしてないようなので、ココで朝メシに伊勢うどんを食っておこう!という算段だ。
だから、ココのSAを車中泊にチョイスしたのだ。

6:00 朝食。
とりあえず伊勢うどん。
けどボウズは「朝はやっぱりパンやろ。オレ、クリームパンな」ということでクリームパン。
ワタシもパン派なのでパン。
ムスメは「私がうどんたくさん食べるでな。でもパンも食べるでな。おとーさんも一口ちょうだい」と例によって意地汚いところを垣間見せる。



伊勢うどんは…まぁ、こんなもんである。以前、おかげ横町で食ったときもこんな感じだった。
ムスメは「なるほど(ハムハム)、これはこれで(クチャクチャ)、なかなか(モグモグ)」と、感動こそ薄めながらも満足したようだ。

6:30
雨中の安濃SAを出発。
途中「津」「松阪」といった看板を見つけて
ボウズ「お、津、知っとる!地図で見た!」
ムスメ「松阪!松阪牛、食っていこうよ!」
と、それぞれの反応を見せる。

7:00
伊勢神宮周辺到着。

伊勢神宮周辺の駐車場を調べてきてたわけですが、「近いところは基本的に厳しい」「伊勢市営浦田駐車場ってところが、おかげ横町を通っていくにも便利」との情報を得ていた。
ので、ナビでは「伊勢市営浦田駐車場」を目指してきた。

…が、全然車停まってない。そして第一やら第二やら第三やらいくつもの駐車場があって、どこが近いかよく分からない。
ということで、案内小屋(?)のようなところにいるオッチャン(おじいちゃん)に聞いてみる。

ワタシ「あのー、どのあたりに停めると近いんですかね?」
おじちゃん「あー、ここよりもあそこのコンビニの近くのロータリーのところに停めるといいよ」

とのことで、コンビニのロータリーを目指す。
が…ロータリー周辺に駐車場が見つからない。路駐しろというのか・・・。

結局、オッチャンの言うことは流して、「ダメモトで内宮の入り口に近いところに向かってみるか」ということで内宮入り口方面へ。
結果…ガラガラじゃんか!
先に停めてる車も何台かいますが、全然余裕!夏休みの時期でもこの時間なら近いところに停められるわけですよ。

そして心配してた天気は、時折シトシトするものの、ほとんど傘がいらない状態に。
そんなシトシトの伊勢神宮も風情があっていいものです。



7時すぎとはいえ、そこそこ人は歩いています。
が、まだまだ全然少ないので、適度な静寂が身を引き締めてくれます。



一通り歩いて、参拝して、境内のお土産屋でじいちゃん&ばあちゃんへのお土産を買い…

8:30
ムスメお待ちかねの「おかげ横町」へ向かいますよ。

まず目指す先は赤福本店。ちょっと早い(いや、ずいぶん早い)オヤツを食べようという算段だ。
「赤福ってなに?」といってた子供たちも、注文の品が届くと「あ、これ知っとる!」「美味いヤツや!」と声をあげる。
ワタシはオヤツは和より洋(生クリームとか)が好きだが、こういうところで食べるとなれば話は別だ。

一皿に三個という絶妙な数を、二皿注文。
ワタシ「男は男で食うで、女は女で相談して食え」と伝えると
ボウズ「じゃ、オレ一個でいい。おとーさん二個食って」
ムスメ「…おかーさんは、ワタシに二個くれるよな」
と、これまたそれぞれ想定通りのリターン。

ま、結局子供が二個づつ食うわけですけどね。

ここでちょっと雨が降り出しました。

傘を差して、ちょうどオープンし始めた各店へ「ここも寄る!あそこも次に寄る!」と落ち着かないムスメ。
「えー、もう行こうよー」とメンドくさそうなボウズ。

そうそう、おかげ横町でテナント的にテントで売ってた「みかポン(みかんのポン酢)」を試食したら、あまりの美味さに家族全員が仰天し、衝動買いしてしまいました。

途中、ムスメがダンゴ屋を見つけて「これ食ってこ!」と立ち寄りましたが、9:00オープン。現在、8:50。
ダンゴを焼いてるおねーちゃんを目の前に「どうする、9:00からやって」「あれ見てみ。もう焼けてるから、9時前でも売ってくれるかもよ」と聞こえるような声で相談。
結局、9:00ジャストまでおねーちゃんは無言で焼き続け、ようやくダンゴ入手。
ムスメ「うん、美味いな。けど一口でいいで、あと食って」などと言うものだから奥様が「オマエが頼んだんやろうが!」とスルドくツッコミ。
結果、伊勢うどんと赤福でそこそこハラが満たされてるのに、みんなで頑張って食べましたよ。



10:00
駐車場を出発。
このころには駐車場は満車。入庫のための列が長ーーく国道をふさいでいましたね。

伊勢志摩スカイラインを通って、鳥羽水族館へ向かいますよ。
この伊勢志摩スカイラインを通るときが雨のピーク。風も強く、あまり美しい景色は望めませんでした。
まぁ、少しくらいは海が見えましたけどね。



道中、目の前をフクロウだかミミズクだかが横切る。というか、窓ガラスに突っ込んでくるような勢いで。
ワタシ「あ!フクロウ!」
奥様&ボウズ「見た見た!すげぇ!」
ムスメ「…見えんかった!クヤシイ!なんで私だけ!」(←iPad使ってたからだな)

そしてココで珍しくボウズが車に酔ってしまい、ややテンションダウン。

満腹ながらも「せっかく海に来たんだし、海といえば寿司でしょ」と言い出したのはムスメ。
・・三時間の間にうどん、赤福、団子と食っておいて、そのセリフですよ。
とはいえ、水族館の中ではまともなメシは期待できないだろうということで、鳥羽に着くと11:00くらいだし、どこか美味そうなところがあれば入ろうか、とユルく方針決定。

…が、それは甘かった。

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:

と、いうわけで、いったんココまで。
近場だし短くコンパクトに…と思ったけど、そうもいかないみたいだな。

後半へ続く。
  

Posted by テン at 07:11Comments(0)旅日記棚