ヘビメタパパの書斎 › 2021年09月
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2021年09月13日
おかえり。
「おかえり!」
まずはこれが第一声になるでしょうね。
私が愛したあの声が帰ってきてくれました。
CoExist / JAKOB SAMUEL
2021年リリース。
私のブログを時々のぞいて下さる方であれば、一時期私が熱狂的に推していたTHE POODLESという名前は見たことがあるのではないでしょうか。
2018年4月。
念願の、悲願の、初来日。
それから間もなく2019年。
バンドは解散を発表しました。
悲しさというよりは、ポッカリとココロに穴があいてしまったような。
寂しさというよりは、まだ信じたくなくてココロが彷徨っているような。
そんな状況は今も続いているように思います。
解散といっても、また戻ってきてくれる。
あくまで今は休止しているだけ。
休んでいるだけ。
そんな思いで待ち続けています。
:
:
そして2021年。
バンドとしてではありませんが、ヴォーカルであるヤコブが自身のソロアルバムで帰ってきてくれました。
他のメンバーもそれぞれの活躍をしていますが、やはりバンドの「声」が帰ってきてくれた意味は大きい。
そしてヤコブは変わらない。
一気に時計の針を巻き戻すかのようなマジカルな魅力がある。
止まっていた数年が一気に動き出したかのような錯覚に陥ります。
若干ヘヴィ&モダンなリフが力強く開幕を告げる[EVERY MINUTE EVERY HOUR]。
サビのメロディの展開はまさにTHE POODLES時代を想起させます。
が、曲の全体像で言えば「幹の強さ」がより強靱になったような印象ですね。
穏やかに語りかけるような歌いだしが痺れる[STAND BY YOU]。
少し甘めにメロディを撫でるサビがココロを揺らします。
ファンキーなグルーヴが耳に残る[HEY BROTHER]。
新しい機軸のようで、そういえばこういうエッセンスはTHE POODLES時代にも見え隠れしてたな‥と思うと、ホントに多彩なバンドだったんだなと再認識します。
1st~3rdの頃のファンであれば「これだよなぁ」と思ってくれるであろう[FAST LANE]。
歌詞といいドライヴ感といい、あの頃の躍動感を感じることができます。
個人的なハイライトは後半に畳みかける[FREAK][GHOST][HOME]の連続性。
やや陰影を孕みながらも希望が見えるようなメロディ。
時折シリアスなそのメロディをソウルフルに歌いあげるヤコブ。
とくに[HOME]での穏やかでありながら慟哭するかのようなメッセージ性は唯一無二。
トータルで聞き終えると、THE POODLESに私が求めていたものとは違う。
違うんだけど、すべての曲にそのエレメントが散りばめられている。
私はTHE POODLESを求めてこのアルバムを手にしたわけではない。
だから、私のココロに響くのは「THE POODLESらしさ」ではなく「今のヤコブ」の姿で、その姿にこそ胸を打たれる。
過去を投影しながらも今を力強く描いていると思います。
様々な思いが振り子のように揺れ動く。
その感覚がとても心地いい。
その心地よさをヤコブの声が後押ししてくれる。
そしてその心地よさは、やはり私がTHE POODLESで感じていたものであることを思い出すのです。
タイトルの「CoExist」は「共存」を意味するらしい。
今だからこそのタイトルでもあり、これからもTHE POODLESやファンと歩んでいく轍でもある‥と思いたいですね。
JAKOB SAMUEL / Home
まずはこれが第一声になるでしょうね。
私が愛したあの声が帰ってきてくれました。
CoExist / JAKOB SAMUEL
2021年リリース。
私のブログを時々のぞいて下さる方であれば、一時期私が熱狂的に推していたTHE POODLESという名前は見たことがあるのではないでしょうか。
2018年4月。
念願の、悲願の、初来日。
それから間もなく2019年。
バンドは解散を発表しました。
悲しさというよりは、ポッカリとココロに穴があいてしまったような。
寂しさというよりは、まだ信じたくなくてココロが彷徨っているような。
そんな状況は今も続いているように思います。
解散といっても、また戻ってきてくれる。
あくまで今は休止しているだけ。
休んでいるだけ。
そんな思いで待ち続けています。
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そして2021年。
バンドとしてではありませんが、ヴォーカルであるヤコブが自身のソロアルバムで帰ってきてくれました。
他のメンバーもそれぞれの活躍をしていますが、やはりバンドの「声」が帰ってきてくれた意味は大きい。
そしてヤコブは変わらない。
一気に時計の針を巻き戻すかのようなマジカルな魅力がある。
止まっていた数年が一気に動き出したかのような錯覚に陥ります。
若干ヘヴィ&モダンなリフが力強く開幕を告げる[EVERY MINUTE EVERY HOUR]。
サビのメロディの展開はまさにTHE POODLES時代を想起させます。
が、曲の全体像で言えば「幹の強さ」がより強靱になったような印象ですね。
穏やかに語りかけるような歌いだしが痺れる[STAND BY YOU]。
少し甘めにメロディを撫でるサビがココロを揺らします。
ファンキーなグルーヴが耳に残る[HEY BROTHER]。
新しい機軸のようで、そういえばこういうエッセンスはTHE POODLES時代にも見え隠れしてたな‥と思うと、ホントに多彩なバンドだったんだなと再認識します。
1st~3rdの頃のファンであれば「これだよなぁ」と思ってくれるであろう[FAST LANE]。
歌詞といいドライヴ感といい、あの頃の躍動感を感じることができます。
個人的なハイライトは後半に畳みかける[FREAK][GHOST][HOME]の連続性。
やや陰影を孕みながらも希望が見えるようなメロディ。
時折シリアスなそのメロディをソウルフルに歌いあげるヤコブ。
とくに[HOME]での穏やかでありながら慟哭するかのようなメッセージ性は唯一無二。
トータルで聞き終えると、THE POODLESに私が求めていたものとは違う。
違うんだけど、すべての曲にそのエレメントが散りばめられている。
私はTHE POODLESを求めてこのアルバムを手にしたわけではない。
だから、私のココロに響くのは「THE POODLESらしさ」ではなく「今のヤコブ」の姿で、その姿にこそ胸を打たれる。
過去を投影しながらも今を力強く描いていると思います。
様々な思いが振り子のように揺れ動く。
その感覚がとても心地いい。
その心地よさをヤコブの声が後押ししてくれる。
そしてその心地よさは、やはり私がTHE POODLESで感じていたものであることを思い出すのです。
タイトルの「CoExist」は「共存」を意味するらしい。
今だからこそのタイトルでもあり、これからもTHE POODLESやファンと歩んでいく轍でもある‥と思いたいですね。
JAKOB SAMUEL / Home