2017年05月09日
躍動
ヘヴィメタルとハードロックの線引きは難しい。
けど、なんとなく「ハードロック」というと、言葉にできなくても脳裏にイメージできる。
そう。そのイメージです。
さらに「メロディアスハードロック」でも脳裏にイメージできる。
そう。そのイメージです。
その理想を具現化してくれているのが、このバンド。
ECLIPSE [MONUMENTUM]
スウェーデン出身。
2001年デビューから数えて、これが6作目‥ということで、既に中堅どころですね。
ワタシがこのバンドを知ったのは前作ですから、年数を重ねているバンドですが、まだまだワタシの中ではフレッシュな存在です。
このバンドの魅力は、一言で言えばメロディ。それに尽きます。
そしてその魅力を増幅してくれているのが、「躍動感」。
キャッチーで、溌剌として、それが押しつけがましくない。
そして、アルバム全体のクオリティの高さ。
そのテンションと高品質なメロディがアルバムを縦横無尽に網羅していく。
この平均値の高さに驚かされるのです。
全体像としては、他のメロディアスハードと異なる絶対的な「何か」があるわけではない。
斬新さがあるわけではない。
それでも、継続してこれだけ高品質なメロディを提供してくれるポテンシャルには敬服します。
ヴォーカルは、このメロディを支えるのにふさわしく、若干ハスキーな声質。
エモーショナルかつソウルフル。
そのサウンドのドラマ性を力強く支えてくれています。
典型的ECLIPSEサウンドと呼んでいいでしょう。[VERTIGO]で幕開け。
エッジの効いたリフ。
芯の通ったバッキング。
快活なヴォーカル。
彼らの魅力である躍動感。
オープニングから興奮は昂ります。
VAN HALENを思わせるリフに導かれる[NEVER LOOK BACK]。
骨太なサウンドは、ただ甘いだけのメロハーではないことを力強く提示してくれます。
そしてコーラスのスケールの大きさは、これまた彼らの魅力。
[KILLING ME]では、アンディ・デリス時代のPINKCREAM69を思わせる哀愁。
こういった切ないメロディもたまらない。
FAIR WARNINGを想起するメロディが印象的な[THE DOWNFALL OF EDEN]。
リフはZENOを思わせるオリエンタルなフレーズも見え隠れ。
[JADED]のドライヴィング感は、初期~中期のGOTTHARDを思い出しますね。
・・と、挙げればキリがない。
全ての曲のフックが耳を捉える。
北欧といえば、キラキラと煌めく北欧メタルからメロディックデスメタルまで、メロディの宝庫。
そのメロディの宝庫から、また素晴らしいメロディを産み出してくれるバンドと出会うことができた。
ここ数作のクオリティの高さ、そしてその安定感は群を抜いている感があります。
以前からワタシは「全部80点の曲が並ぶアルバムより、95点の曲が一曲で他は70点というアルバムのほうが満足感がある」といったことを書いていると思う。
が、ここまで平均点の高いアルバムと出会ってしまうと、その主張すら霞むほど。
メロディ至上主義のハードロック愛好家は必聴のバンドです。
Eclipse - "Vertigo" (Official Audio)
けど、なんとなく「ハードロック」というと、言葉にできなくても脳裏にイメージできる。
そう。そのイメージです。
さらに「メロディアスハードロック」でも脳裏にイメージできる。
そう。そのイメージです。
その理想を具現化してくれているのが、このバンド。
ECLIPSE [MONUMENTUM]
スウェーデン出身。
2001年デビューから数えて、これが6作目‥ということで、既に中堅どころですね。
ワタシがこのバンドを知ったのは前作ですから、年数を重ねているバンドですが、まだまだワタシの中ではフレッシュな存在です。
このバンドの魅力は、一言で言えばメロディ。それに尽きます。
そしてその魅力を増幅してくれているのが、「躍動感」。
キャッチーで、溌剌として、それが押しつけがましくない。
そして、アルバム全体のクオリティの高さ。
そのテンションと高品質なメロディがアルバムを縦横無尽に網羅していく。
この平均値の高さに驚かされるのです。
全体像としては、他のメロディアスハードと異なる絶対的な「何か」があるわけではない。
斬新さがあるわけではない。
それでも、継続してこれだけ高品質なメロディを提供してくれるポテンシャルには敬服します。
ヴォーカルは、このメロディを支えるのにふさわしく、若干ハスキーな声質。
エモーショナルかつソウルフル。
そのサウンドのドラマ性を力強く支えてくれています。
典型的ECLIPSEサウンドと呼んでいいでしょう。[VERTIGO]で幕開け。
エッジの効いたリフ。
芯の通ったバッキング。
快活なヴォーカル。
彼らの魅力である躍動感。
オープニングから興奮は昂ります。
VAN HALENを思わせるリフに導かれる[NEVER LOOK BACK]。
骨太なサウンドは、ただ甘いだけのメロハーではないことを力強く提示してくれます。
そしてコーラスのスケールの大きさは、これまた彼らの魅力。
[KILLING ME]では、アンディ・デリス時代のPINKCREAM69を思わせる哀愁。
こういった切ないメロディもたまらない。
FAIR WARNINGを想起するメロディが印象的な[THE DOWNFALL OF EDEN]。
リフはZENOを思わせるオリエンタルなフレーズも見え隠れ。
[JADED]のドライヴィング感は、初期~中期のGOTTHARDを思い出しますね。
・・と、挙げればキリがない。
全ての曲のフックが耳を捉える。
北欧といえば、キラキラと煌めく北欧メタルからメロディックデスメタルまで、メロディの宝庫。
そのメロディの宝庫から、また素晴らしいメロディを産み出してくれるバンドと出会うことができた。
ここ数作のクオリティの高さ、そしてその安定感は群を抜いている感があります。
以前からワタシは「全部80点の曲が並ぶアルバムより、95点の曲が一曲で他は70点というアルバムのほうが満足感がある」といったことを書いていると思う。
が、ここまで平均点の高いアルバムと出会ってしまうと、その主張すら霞むほど。
メロディ至上主義のハードロック愛好家は必聴のバンドです。
Eclipse - "Vertigo" (Official Audio)
Posted by テン at 07:18│Comments(0)
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