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2007年11月12日

その前に

Joey Tempestのアルバムを聴いてた。
で、このアルバムをブログで書こうかなと思ったときに、その前に触れないといけないことがありそう。

Joey Tempest って名前にピンとこなくても、こっちはどうだ。

EUROPE [THE FINAL COUNTDOWN]

その前に

そう、Joey Tempest は EUROPE のヴォーカル。
このアルバムはバカ売れしましたから、結構有名かと。

かくいう私も、学生時代に洋楽に目覚めたころに「メタル」なんて概念もなく聴いてたものでした。
そのころは、英語なら全部「洋楽」カテゴリだった。
当時のお気に入りといえば…

EUROPE
BON JOVI
BRYAN ADAMS
A-HA
PET SHOP BOYS
BELINDA CARLISLE
DEBBIE GIBSON
U2

…思えば雑食だったなぁ。

その中で、「お、カッコいい」と思ったもんだった。

だから、EUROPE の歴史の中で大きな分岐点になってたこと、本来の持ち味が消されて賛否両論のアルバムだったことも後から知った。
スペイシーかつ壮大な[Final count down]
キャッチーかつガッツ溢れる[Rock the Night]
メロディアスな[Cherokee]
…等々、確かに完成度の高い曲揃い。今聴いてもクオリティ高い。

でもですね。後追いながら言わせて頂くとですね。
やっぱり EUROPE といえば [Seven Doors Hotel]であり、[In the Future to Come]といった楽曲。
北欧ならではの湿感と薄暗さとキラメキ。
それと比較すれば、「売れる曲」になった分、失ったものも大きかったかもしれません。

大衆的な楽曲で多くのファンを掴み(自分も掴まれた一人)、その代わりに一部生粋のEUROPEファンから「おいおい、オマエは BON JOVI か?」と言われ…たかどうか知りませんが、失望感を生んだであろうアルバム。

メロディが躍動してれば北欧であろうがアメリカンハードであろうが構わない自分としては、結構好きですけどね。

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Posted by テン at 07:37│Comments(0)E
 
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