2013年09月10日
まだまだ枯れない!
「どうやら来日するらしい!」というところから、ごくごく一部でこのバンドの話題が盛り上がっています。
そう。まだ埋もれるには惜しい。過去のバンドになるには惜しい。
FIREHOUSE [HOLD YOUR FIRE]

常に良質なメロディックハードロックを聴かせてくれるバンドだ。
アメリカ出身。
この作品は1992年リリース。2ndアルバムですね。
・・20年前ですか。ビックリですね。
ワタシ個人は、たしかこのアルバムが彼らとの出会いだったような気がします。
1stアルバムリリース時は、なんだかメディアのゴリ押しが感じられて、ちょいヤな感じだったんですよね。正直。
最初に聞いたときには「ド真ん中すぎて、もう少しヒネりが欲しいな」といった感覚。
まぁ、いいバンドだな。って程度だったよな。
その後、1stアルバム、3rdアルバムを聞いて、それぞれのアルバムにそれぞれの魅力を見出し、その後このアルバムに回帰して「実は名盤じゃないか」と再認識しました。
キャッチーでキラキラとした躍動感が心地よい1st。
メロハーバンドとして成熟の域に達しようとしていた3rd。
この2ndでは、1stのキャッチーさと、3rdで見せる適度な落ち着きと、そして王道ハードロックバンドとしてスケールの大きさを身につけて、確実に大きなステップを踏み出した手応えが感じられます。
C.J.スネアのヴォーカルは明朗かつ伸びやか。
伸びる高音域。ソウルフルかつ力強い中音域。シットリとした情感を聴かせる低音域。
ワタシが若かりし頃、好きなヴォーカルといえば「西のトニー・ハーネル、東のカル・スワン!」と誇らしく語っていたものですが、カル・スワンが第一線から退いた後は「東のC.J.スネア!」と思っていた。
それほど好きなヴォーカルです。
全体的には、ガッツ溢れるミディアムチューンが中心。
前作の[Overnight Sensation]のような軽快なメロハーを期待すると、やや肩すかしかもしれません。
ワタシは前述した通り、このアルバムから入って、その後[Overnight Sensation]で「なんだよ!!こんな曲を作れるのかよ!!」と驚愕して一気にファンになったクチですが。
美しく繊細に爪弾かれるイントロからドッシリとした曲展開を見せる[Reach for the Sky]。
これぞFireHouse流メロハー!という[Hold Your Fire]。
なんといっても珠玉のバラード[When I Look Into Your Eyes]を収録していることが印象深いファンも多いのではないでしょうか。
アリーナロック的メジャー感を漂わせる曲、カラッとしたアメリカ独特の空気、そんな中でもどこかヨーロピアンハードを思わせる音階を用いてくるところもメロハーファンには魅力。
「王道」といいつつ、AEROSMITH、VAN HALENといったアメリカンハードの王道とは一線を画しているところが個性であり、逆にメジャーになりきれない要因なんでしょうか。
4th以降は、やや地味な印象があるわけですが・・・
GOTTHARDもそういった時期を経て、その感性と積み重ねてきた歴史を昇華させたアルバムで存在感を見せつけてくれた。
まだまだその魅力は枯れていない!と思っていますよ。
来日ライブを経て、再びその存在感を見せてくれるのではないでしょうか。
Firehouse - Hold Your Fire
Firehouse - When I Look Into Your Eyes
そう。まだ埋もれるには惜しい。過去のバンドになるには惜しい。
FIREHOUSE [HOLD YOUR FIRE]

常に良質なメロディックハードロックを聴かせてくれるバンドだ。
アメリカ出身。
この作品は1992年リリース。2ndアルバムですね。
・・20年前ですか。ビックリですね。
ワタシ個人は、たしかこのアルバムが彼らとの出会いだったような気がします。
1stアルバムリリース時は、なんだかメディアのゴリ押しが感じられて、ちょいヤな感じだったんですよね。正直。
最初に聞いたときには「ド真ん中すぎて、もう少しヒネりが欲しいな」といった感覚。
まぁ、いいバンドだな。って程度だったよな。
その後、1stアルバム、3rdアルバムを聞いて、それぞれのアルバムにそれぞれの魅力を見出し、その後このアルバムに回帰して「実は名盤じゃないか」と再認識しました。
キャッチーでキラキラとした躍動感が心地よい1st。
メロハーバンドとして成熟の域に達しようとしていた3rd。
この2ndでは、1stのキャッチーさと、3rdで見せる適度な落ち着きと、そして王道ハードロックバンドとしてスケールの大きさを身につけて、確実に大きなステップを踏み出した手応えが感じられます。
C.J.スネアのヴォーカルは明朗かつ伸びやか。
伸びる高音域。ソウルフルかつ力強い中音域。シットリとした情感を聴かせる低音域。
ワタシが若かりし頃、好きなヴォーカルといえば「西のトニー・ハーネル、東のカル・スワン!」と誇らしく語っていたものですが、カル・スワンが第一線から退いた後は「東のC.J.スネア!」と思っていた。
それほど好きなヴォーカルです。
全体的には、ガッツ溢れるミディアムチューンが中心。
前作の[Overnight Sensation]のような軽快なメロハーを期待すると、やや肩すかしかもしれません。
ワタシは前述した通り、このアルバムから入って、その後[Overnight Sensation]で「なんだよ!!こんな曲を作れるのかよ!!」と驚愕して一気にファンになったクチですが。
美しく繊細に爪弾かれるイントロからドッシリとした曲展開を見せる[Reach for the Sky]。
これぞFireHouse流メロハー!という[Hold Your Fire]。
なんといっても珠玉のバラード[When I Look Into Your Eyes]を収録していることが印象深いファンも多いのではないでしょうか。
アリーナロック的メジャー感を漂わせる曲、カラッとしたアメリカ独特の空気、そんな中でもどこかヨーロピアンハードを思わせる音階を用いてくるところもメロハーファンには魅力。
「王道」といいつつ、AEROSMITH、VAN HALENといったアメリカンハードの王道とは一線を画しているところが個性であり、逆にメジャーになりきれない要因なんでしょうか。
4th以降は、やや地味な印象があるわけですが・・・
GOTTHARDもそういった時期を経て、その感性と積み重ねてきた歴史を昇華させたアルバムで存在感を見せつけてくれた。
まだまだその魅力は枯れていない!と思っていますよ。
来日ライブを経て、再びその存在感を見せてくれるのではないでしょうか。
Firehouse - Hold Your Fire
Firehouse - When I Look Into Your Eyes
Posted by テン at 07:33│Comments(2)
│F
この記事へのコメント
たまらんアルバムですね!!
貼り付けてくださった動画で久しぶりに聴きました。
どストラーイクッ!!
やはり、When I Look Into Your Eyes目当てでコレ買ったはずww
シャッフル再生で忘れた頃にかかると、きゅんきゅんくるんだけど、
しばらく続けて聴くのは、早々に飽きちゃう記憶。
ベタベタしてるよねwww
さて、うちの子が中学生になりまして、部活の遠征が今週末あるんです。
車当番にあたりまして、岐阜までの車中の音楽問題を抱えています。
この辺、入れても問題ないですよねww
MP3が繋げないので、CDに焼いていかなければなりません。
じつは、面倒だし、時間もないし、しかし、最終的にはメタルに導きたいしwww
洗脳のチャンスなんですw
古臭い曲だと思われちゃうのかな?
プレスリーを聴かせてた 親世代のように。
貼り付けてくださった動画で久しぶりに聴きました。
どストラーイクッ!!
やはり、When I Look Into Your Eyes目当てでコレ買ったはずww
シャッフル再生で忘れた頃にかかると、きゅんきゅんくるんだけど、
しばらく続けて聴くのは、早々に飽きちゃう記憶。
ベタベタしてるよねwww
さて、うちの子が中学生になりまして、部活の遠征が今週末あるんです。
車当番にあたりまして、岐阜までの車中の音楽問題を抱えています。
この辺、入れても問題ないですよねww
MP3が繋げないので、CDに焼いていかなければなりません。
じつは、面倒だし、時間もないし、しかし、最終的にはメタルに導きたいしwww
洗脳のチャンスなんですw
古臭い曲だと思われちゃうのかな?
プレスリーを聴かせてた 親世代のように。
Posted by MJ at 2013年10月09日 23:25
MJさま
お久しぶりでございます!
When I Look Into Your Eyes、ベタですよね。でも、そのベタなのがイイ!一般的にもアピールできると思います。
中学生のお子さまですか。
子供に限らず、非メタラーの方々にとっては、たぶんメタルの「キンキン感」がNGだと思うんですよね。
FIREHOUSEは、CJスネアの「ホーーードゥファイヤァァァァーーー!!」といったハイトーンが魅力ですが、そのあたりがハードル高いかもしれませんね。
FIREHOUSEであれば、1st、2ndはクオリティ的に間違いないでしょうし、「Good Acoustics」は非メタラーの友人には好評でしたね。
あとは、GOTTHARD全般、中期DEF LEPPARD、HAREM SCAREMの1stあたりも聞きやすいかもしれません。
VAN HALEN、AEROSMITH、BON JOVIといったアメリカンハードもドライブとしては鉄板ですね。
ワタシは以前、子供たちを乗せたときにTHUNDERをチョイスしましたよ。
まぁ、無難=インパクトが弱い、ってこともあるので良し悪しですが・・。
お久しぶりでございます!
When I Look Into Your Eyes、ベタですよね。でも、そのベタなのがイイ!一般的にもアピールできると思います。
中学生のお子さまですか。
子供に限らず、非メタラーの方々にとっては、たぶんメタルの「キンキン感」がNGだと思うんですよね。
FIREHOUSEは、CJスネアの「ホーーードゥファイヤァァァァーーー!!」といったハイトーンが魅力ですが、そのあたりがハードル高いかもしれませんね。
FIREHOUSEであれば、1st、2ndはクオリティ的に間違いないでしょうし、「Good Acoustics」は非メタラーの友人には好評でしたね。
あとは、GOTTHARD全般、中期DEF LEPPARD、HAREM SCAREMの1stあたりも聞きやすいかもしれません。
VAN HALEN、AEROSMITH、BON JOVIといったアメリカンハードもドライブとしては鉄板ですね。
ワタシは以前、子供たちを乗せたときにTHUNDERをチョイスしましたよ。
まぁ、無難=インパクトが弱い、ってこともあるので良し悪しですが・・。
Posted by テン at 2013年10月10日 07:49