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2011年01月21日

みんな大好きシンガロング

懐かしいバンドが復活した。
「復活」とは言っても別に解散してたわけではないようだ。
アルバムリリースは6年ぶり・・・もっと長い沈黙だったような気がするけど。

今回は、衝撃(?)のファーストアルバムを思い出してみた。

Forgotten Tales [The Promise]

みんな大好きシンガロング

いわゆる「メロディックパワーメタル」を標榜するバンドとしては珍しい(よね)、カナダ出身1st
リリースは・・・wikiによると・・・2002年かぁ。

当時隆盛を誇った(よね)、ヨーロッパを中心としてのメロディックパワーメタルムーヴメント。
そして同じく脚光を浴びていた(よね)、女性ヴォーカルを据えたバンドスタイル。

そのいいトコどりのバンドの一翼だ(よね)。

・・・なんだか「よね」「よね」と自信なさげですが、そこまで思い入れがあったバンドじゃないので、許してちょうだい。

女性ヴォーカルといえば、Nightwish・・・はバンドの存在も知名度もアタマ一つ抜けてたかもしれませんが、その当時でいえばDARKMOORあたりと比較されることが多かったのではないでしょうか。
そしてDARKMOORと同じくB級臭がプンプンするのも、その手のファンにとってはタマンナイ存在なのでした。

当時、この手のB級パワーメタルバンドは「雨後の筍」状態で、手を出しては後悔し、手を出しては後悔し、手を出しては・・・お、コレはまぁまぁ・・・と、ヒットに直結する「打率」が非常に低くてですね。
それでもひたすらに「ヒット」を追求しているのが楽しかったのですよ。

このバンドも、ホームラン級とは言いませんが「これはDARK MOORに続く存在になるのでは?」という期待を抱かせるには充分な存在でした。

メロディラインはDARKMOORの泣きメロをマイルドにしたような印象。
ヴォーカルは、若干線が細い気がしますが、ソコソコ。
・・・ま、この「線の細いヴォーカル」ってのも、B級パワーメタルの一つの魅力といえば魅力なのですが。

STRATOVARIUSSONATA ARCTICAのようにキラキラとしたスピード感もありつつ、それでゴリ押しするのではなく、どちらかというと正統派ヨーロピアンハードの薫り。
このあたりの「メロパワにしては正統派寄り、で、若干マイルド」というところが「今後に期待!」の一因でもあり、「もう一歩!」の一因でもあり。

この1stの印象が強いせいか、その後の作品(っても、2004年に一枚出しただけ)の印象はさらに薄いんだよね。

最新作はDISK UNIONで試聴しただけなんですけどね。
スケールアップして音像が厚くなってて、「お!」と思わせながらも、どの路線へ行きたいのかかボンヤリしてる印象でしたね。
思い切って中期DARKMOORやHEAVENLYのような路線へ傾いてくれれば楽しみな存在なんだけどね。
ま、このあたりも「良くも悪くも変わってないなぁ」と思いましたよ。

ちなみに、最後に収録されている[The Promise]「ヲヲヲヲーヲヲヲーヲー」というコーラスは、今でも時々脳裏をよぎり、ココロの中でガッツポーズをしたりする。
このテの「拳を振り上げシンガロング、みんで叫ぼうヲヲヲヲヲー!」的コーラスが大好きなので。
そういう意味では、なんだかんだ言ってもスキなのだ。このバンド。

さらにちなみに、amazonではこのアルバムは現在 5,980円!。2004年の2ndも4,750円!。
なーんだ、みんなスキなんだな。Forgotten Tales


Forgotten Tales - The Promise (YouTubeになかったのでニコ動で)




Forgotten Tales - Word of Truth (こっちは別の曲、YouTubeで)



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Posted by テン at 07:58│Comments(0)F
 
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