鋼鉄の宴13~前半戦

テン

2013年10月25日 07:58

さて、例年の通り長文になってしまう鋼鉄の宴LOUDPARK13の参戦記録。
期待膨らむ前半戦。
まずはオープニングアクトから!

【METAL CLONE X】

METAL CLONE X。またの名を鉄色クローンX
知っている人は知っている、知らない人は知らない(あたりまえ)、ももいろクローバーZのメタルアレンジカバーバンドであります。
ももクロ。
カバーバンド。
この二点だけでLOUDPARKへの参戦を嫌悪する方もいらっしゃるかと思います。(ちなみにワタシは、ももクロも好きなので問題なし)
が、メンバーが
ギター : マーティー・フリードマン(元MEGADETH)
ヴォーカル : フレディ(ChthoniC)
この名前だけ並べると、なかなかワクワク感がありますね。

もともと、ももクロにハマったキッカケは、ももクロのライブでのマーティーの演奏だったわけですから、それをナマで見られるということで期待が高まります。
さらに「ゲストあり!」とのことでしたので、これまた期待が高まります。
このバンドでゲストというと、当然ももクロ本人を期待するわけですが、この日は夕方から愛媛でライブ。
ということで
本命:ドリスちゃん(ChthoniC)
大穴:ももクロ(ダッシュで参戦)
あたりを予想してましたね。

オープニングは、予想に反してなんと[Chai Maxx]。怪盗少女か無限の愛を想定してたので、ちょっと意外。
ももクロ好きな人じゃないと、知らないと思うんだ。
で、やはりアリーナは前方以外は全く無反応ですね。
そしてサイリウムは前方アリーナに5本のみ(シッカリ数えられる本数)。
その後、[行くぜっ!怪盗少女]でやや反応が増えましたね。

そして、その後にまさかの八代亜紀登場!
マーティと共に「雨の慕情」メタルバージョンを経て、マーティ作曲の新曲を披露!
・・まさかゲスト八代亜紀とは全く想像できませんでしたね。
「みなさ~ん、おはよ~」「マ~ティ~、がんばってね~」とホッコリトークで場を和ませ、去っていきましたね。

その後、待望の猛烈宇宙交響曲・第七楽章「無限の愛」へ!
マーティーのギターソロは、通常バージョン。ももクリで見せてくれた、マーティスペシャルバージョン(?)が聞きたかった。

ラストに新曲を披露して終了。次回アルバムはカバーではなくオリジナルになるそうだ。

このバンドについて、良し悪しを語る必要はあまりないかなと思います。
ももクロの曲をフレディが歌い、マーティーがギターを奏でる。それだけのバンドだから。
とはいえ、八代亜紀の登場もあって適度に温まってきた会場。オープニングアクトとしての役割は充分に果たしてくれたと思いますよ。


【BREAKING ARROWS】
SIAM SHADEのギターが、アメリカで結成したバンドらしいですね。
事前にYOU TUBEで一曲聞いたものの、「可もなく不可もない」という印象だったので、休憩するつもりでしたが、まだ始まったばかりで休憩の必要もないし、Kさん夫妻がオープニングからアリーナへ行ってたので、荷物の番も兼ねて鑑賞。

結果、意外とライブ映えするバンドだな、と。

基本的にはカラッとしたアメリカンハードであり、そこにちょっぴり切なさが入り交じったような。
一聴しただけで一緒にコーラスしたり拳を振り上げたりできるような曲もあり、好感持てましたね。

さらに好感度をアップさせたのが、スクリーンに時折映し出されるドラム!
なんと、なんと、なんと、黒髪眼鏡女子なのだ!
黒髪眼鏡女子なのだ!
(まぁ、強調することではありませんが個人的に大切なので二度言いました)
このコが力強くドラムを叩き、にこやかに、表情豊かな笑顔を見せてくれる。

いやー、いいコでした。

ということで、やっぱライブを見ると思いは変わるもんだなーと。
曲としては、もう少し日本寄りの曲にするのか、もっと思いっきりダイナミックな方向へ行くのか、ハッキリとした方向性が見えてくると、魅力が増すような気がします。
今後に期待しましょう!


【ENFORCER】
個人的にかなり楽しみにしていたバンドです。
行きの道中、このバンドについては意見が分かれまして・・
ワタシ:古くさいところがイイ!まっしぐらでイイ!
Sちゃん:なんかカッコいい!
Kさん:ちょい単調すぎて飽きる。
そう、Kさんはワタシよりも随分若く、さらに自分でバンドもやっている強者。
このNWOBHM的なサウンドは古くて単調に感じたのだと思います。それもよーーく解ります。やっぱ人それぞれ思いが違って、面白いよね。

ENFORCERは、NWOBHMを想起させるオールドスタイルなメタルを現代に蘇らせたようなサウンドだ。
初期IRON MAIDEN的、という人もいるでしょうね。
この直球ド真ん中、ピュアな情熱に溢れたサウンドは、我々世代を「これこれ!!よくこれをやってくれたよ!!若いのに!!」と驚喜させてくれます。

実際、LOUDPARKへ参戦しているメタラーにも概ね好評のようで、開演前から「ENFORCER!! ENFORCER!!」とエンフォーサーコール。
期待は高まりますね。
イントロが始まり、大歓声!そこから[Death Rides This Night]へ!
「ジャジャッジャッジャッジャーーーーー ジャジャッジャッジャッジャッジャッジャーー」と「あのリフ」が刻まれていきます。
巻き起こるサークルピット。
バンドのビジュアル、そしてフォーメーション。
ヘヴィメタルとは何たるものなのか、それを明瞭かつ単純に明示してくれています。

期待通りのステージングに終始ニヤニヤしっぱなしのワタシ。
上手い/下手という議論を超越したエネルギーと爆走感。
そしてフックのあるメロディ。
初日のLOST SOCIETYあたりもだけど、メタラーが無条件に条件反射してしまうサウンドを若手が具現化してくれているのがウレシイではないですか。

終始このエネルギーを持続したまま、無事終了。
終了した時点で「先行物販でENFORCERのTシャツ買った俺、勝ち組。」と誇らしくなりましたよ。


【MOKOMA】
このバンドのことは、この春くらいまで名前すら知らなかった。
国内盤、出てないらしいし。

この春(だっけ?)にフィンランドフェスが行われ、TURISASらと共演。
で、このフィンフェスで観客にアンケートをとり、「もう一度見たいバンドがLOUDPARK出演!」という経緯があった。
この時点でワタシは「よっしゃ!!このメンツならTURISASだな!!久しぶりにバトゥ!!メトゥ!!ができるわけだな!!」と確信していた。

が、発表されたのがこのMOKOMA。
「・・なんだよー。TURISAS見たかったのにー」と思いつつ、いろいろ見てみると、「あれなら当然MOKOMA」「よし!!MOKOMAきた!!」と軒並み高評価。
そしてYOUTUBEでチェック。
・・なるほど、これは確かに楽しそうだ。

行きの車中でもKさん夫妻に「これは楽しみ!!」と好感触だった。
ってことで、この二人はアリーナ観戦。・・でらうらやまであります。
やはり期待は大きいらしく、アリーナはENFORCERと同じくらいの埋まり具合ですかね。

そしてスタート!!
スラッシーなリフと共に疾走していくスタイルは、すぐにビッグなサークルピットを生み出します。
このサークルのスピード感もスゲぇ!!

MOKOMAのスタイルは、スラッシュメタルをベースに、フォーキーかつトラディショナルなメロディラインが印象的だ。
疾走感の中に、牧歌的であり民族的な薫りがプンプン漂う。
そして、飲んだくれたオヤジが似合うアヤーヤヤーヤ的風情は、あのKorpiklaaniに通じるものがありますね。
さらに、彼らの歌は英語ではないのだ。母国語・・フィンランド語でしょうかね。
この母国語がスンゲェ巻き舌発音が多く、この「巻き舌ヴォーカル」がスピード感の中にも音楽的な粘りを加えるエッセンスとなり、これがクセになるのだ。

MOKOMAのメンバーは、この熱狂の反応がおそらく想定外だったのでしょう。
驚きと喜びの表情を見せ、満足げ。
オーディエンスは、その姿を見てさらに彼らを盛り上げていく。
ライブならではの相乗効果が波状攻撃のようにアリーナを包み込んでいきます。

おそらく、彼らをベストアクトに挙げる人も多いのではないでしょうか。
まだまだ日本では知名度が高いとはいえないMOKOMA。
このライブで一気に株を挙げましたね。
CDを売るための最大の販促活動はライブだね。

そして・・

MOKOMAが終わり、「いやー、ENFORCERといいMOKOMAといい、北欧サイコーだぜ!!そして次はAMORPHISだぜ!!」と思った瞬間、お客様から着信が。

・・電話か・・出ないわけにはいかないな・・。

どうなる、AMORPHIS
とういうことで、次回中盤戦へ続きます。

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