亀田をプロレス的視点から

テン

2007年10月16日 07:34

プロレス&総合格闘技ファンでありながらボクシングはシロートです。
亀田家の試合を見たのも、先日の試合が初めてでした。
ガードを固めてジックリと待つスタイル。
「これが彼のスタイルですからねぇ。」と解説されれば、「ほー、最後に一発逆転を狙うんだな。きっとな。」と思ってました。
途中までは、それなりに緊張感あったと思うけどな。個人的には。
ま、結果はあんなんでしたが。

凄まじいバッシング&厳罰の下った亀田一家ですが…。

今まで一切亀田家の試合を見なかった私としては、「まずテレビ局だろ。」と思うわけです。
過去にあれだけ「亀田亀田亀田亀田亀田亀田亀田」と盛り上げてきたテレビ局。
アレ見ると、自分は引いちゃうんだな。
亀田家もテレビ局に踊らされた被害者じゃん。と思うわけです。
「俺たちってヒーロー?人気者?コメント結構ウケてる?」って誤解しちゃったんだろな。
だからといって、あの試合は弁明の余地なしだけど。

しかしあのトーチャン。あの兄弟。プロレス的視点から見たら、いいキャラだ。
ナチュラルヒール。
トーチャンなんか、魔界倶楽部の星野総裁と「ビッシビシ」やりあったら盛り上がるぞ。
あの兄弟も、あのビッグマウスがあればプロレス雑誌は構成しやすいぞ。
ま、あのカラダのラインはプロレス向きじゃないけど…。

ついでに言えば、あのテレビ局のスタンスもプロレス的だったなぁ。
流血したチャンプに「このまま試合が止まれば亀田の勝ちになります」とかって煽ってるもんなぁ。

HG&RGやインリン様が躍動しているらしい「ハッスル」あたりで
「亀田大毅は切腹して世を去った。俺は亀田弁慶として生まれ変わったんじゃ!なんじゃ、オリャ!」とかいってファミリーで登場したら盛り上が…らないか。別に。


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