その筋のファンにとっては、まさに夢の夜となったことでしょう。
メロディックパワーメタルの宴、
「EvokenFest2017」。
本来、関東遠征は
LOUDPARKだけと決めていたのですが、このラインナップとなればどうしても行かねばならない。
ずっと待ちわびた
FreedomCallがトリなのだ。
ということで、行ってきました
EvokenFest。
私は二日目の公演となる
代官山UNITへ参戦。
ということで、例によってレポートと呼べるようなモノではありませんが、自分の記録として残しておこうと思いますよ。
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さて、会場となる代官山UNIT。
もちろん代官山などというオシャレな街は初めてであります。
代官山駅に電車が滑り込み、停車すると、まず駅からしてモダンな構え。
「‥ココで降りていいのか?」という不安が襲います。(もちろん、駅だから降りないといけないんですが、なんだか直感的に)
UNITまでは徒歩数分、といったところですが、途中に並ぶハイセンスな服のお店。
歩く人たちも
「住む世界が違う人たちだな」といったムード。
そんな中‥メタルTシャツを纏って闊歩するオジサン(←ワタシです)は、さぞかし怪しく怪訝に映ったことでしょう。
・・と思ってましたが。
代官山UNIT前では既にその黒装束(メタルT)の集団が列を作っています。
この異様な空気。大好きです。
開場予定の15:00を過ぎても開く気配はなく、ドンドンと時間が押していきます。
ワタシは特に最前列をとるつもりもなかったので、開演の16:00くらいを目指して並んだのですが‥それでも動かない。
ワタシの整理番号は80番代。
とりあえず、
「120番まではコチラでお待ちください」と言われた列で待ちます。
そして、ようやく入場。
代官山UNITでは
・物販 地下一階
・会場 地下二階
という構成。コインロッカーもトイレも、物販近くの地下一階でしたね。
前述した通り、特に前方を陣取るつもりもないので、まずは物販へ。
前日の情報では
・物販 30分待ち
・TwilghtForce 瞬殺
・FreedomCall 早めに売り切れ
・オフィシャル サイズによっては早めに売り切れ
といった情報だったので、買えないことも覚悟していったのですが、物販は数人しかいません。
ということで、わりと余裕を持って選ぶことができましたよ。
この物販、販売のテーブルがL字型になってるので、全体を見渡せないのがちょっと不便。
前日瞬殺の
TwilghtForceも残ってましたが、バックプリントが無いと聞いていたのでスルー。
FreedomCallは、最新作の、あのオジサンのデザインがドン!!とフロントプリントされてて、これまたちょっと勇気が要るなぁと思ってスルー。
Derdianはツアーデート入ってたけど、ちょっとシンプルすぎるなぁと思ってスルー。
ということで、無難にオフィシャルTシャツを入手。
コインロッカー(300円)も余裕で確保。
どうせ大混雑でコインロッカーもアテにならないから‥と頑張って手ぶらで来ましたが、そんな心配いらなかったですね。
Loudparkのときもそうですが、二日目になると物販は急激に人が減る。
今回のEvokenFestも、おそらく初日に並んで買った方たちが二日目は物販に行かないから、ってことでしょうかね。
フェスの物販は二日目以降がいいですね。
そしてフロアへ入ります。
まだこの段階では余裕を持って歩ける程度の混雑っぷり。
最前近くまで行ける感じでしたが、Derdianあたりで最前に行くためには、どこか途中でトイレにいっておかないと心配なので、とりあえず中盤をキープ。
30分ほど遅れて、オープニングアクトがスタートしました。
< RAKSHASA >
オープニングアクトは、日本のバンドです。
バンドを率いるのは、今回のフェスを率いる社長でもある方のようです。
バンドの音楽性としては、和風メロディックメタル、と言ったところでしょうか。
この手のバンドといえば、まず陰陽座を思い浮かべるわけですが、個人的には
陰陽座+CROSS VEIN‥といった印象を受けました。
陰陽座よりはちょっとキラキラしたムード。
そしてヴォーカルの声質や歌い回しもなんだかCROSS VEINを思い出したのです。
曲間のMCでは、その社長が
・EvokenFest2018の開催が決まっている。もう3バンド決まっている。
・近々、メロデスバンドのライブを発表する。
・今日は遅れてスイマセン。私たちが曲を減らすので、他のバンドは一切削りません。
と、嬉しい話を連発。
結果として、ずいぶん短いパフォーマンスとなりましたが、好印象でした。
ライブ後、友人と話してたら
「陰陽座のジェネリック」と言ってて
「なるほど‥うまく言うなぁ」と感じました。
Rakshasa - 櫻月夜 [ Official Music Video ]
< TEMPERANCE >
イタリア出身。今回が初来日のようです。
このバンドは完全ノーマーク。
あえて予習することなく、ぶっつけ本番で臨みました。
雰囲気としては
AMARANTHEに近いかな。
モダンでエッヂの効いたリフを用いつつ、華やかさと強さが同居した女性ヴォーカルの魅力がバンドの世界観を構築していきます。
今回のバンドの中では、ちょっと異色と言えるでしょうか。
TEMPERANCE - A Thousand Places (OFFICIAL VIDEO)
このあとからは、ノンストップで駆け抜けていくことが想定されるので、念のためにトイレへ。
ついでに物販に寄ってみましたが、Twilight Force以外はけっこう残ってましたね。
そしてフロアへ戻りましたが‥すごい人の数!
これは前方へ行くには勇気がいるぞ‥とマゴマゴしていましたが、そんな中、人と人とをかきわけて前方へ向かう人が数人。
ワタシも勇気を決して、前へ向かう(前へ向かう人の背中にピッタリついて
「この人の友人なので一緒に進んでます」という空気をアピールしつつ)
が、結局中盤あたりまでしか進めませんでしたね。
そしていよいよお目当てのバンドが続々と登場する中盤戦!
‥前置きが長かった分、既に長くなってしまったので次回へ続きますよ。