夫婦喧嘩は犬も食わぬ
奥様と口論になった。
…っていうと、なんだか食器とか包丁とか飛び交いそうな雰囲気になっちゃうな。
奥様とモメた…いや、違うな。
奥様と話し合った…いや、それほど穏やかじゃないか。
ま、とにかく議論した。(なんだか表現がカタいけど、ボキャブラリーが少ないので…)
定期的に、こういう機会が訪れる。
自分もだけど、奥様も「またか」と思っていることだろうな。
論点は、やっぱりコドモたちのことが中心。
当然、奥様の方がアツく語る。
当然、話が長い。
でも、できるだけ最後まで聞くようにする。
たとえ、どんどん脱線していって、最初の論点がボヤけてきたとしても。
で、長い話が終わったら、「結局、どうすればいいの?」って聞いてしまう。
自分自身が「白黒ハッキリしたい」「コレは良いのか悪いのかハッキリしてほしい」タイプだから余計に結論を求める。
そうすると、「どうするって、私に聞かんといてよ!」ってことになる。
で、「そんなマニュアルみたいなもん、あるわけないでしょ!」ってことになる。
そうなんだよなぁ。
自分は結論を求めたがる。長くて脱線する話はイラナイから、まずどうりゃいいかハッキリ言ってくれ!って思う。
奥様は結論を求めてない。精神論っていうとオーバーかな。プロセスとか気構えが大事なんだろか。
だから、結論を求める自分にイライラしているのが分かる。
「●●が▲▲だから、当然××じゃないのか!」って理屈っぽく言われるのがイヤなんだろうな。
だから、円満に解決することは少ない。
だから、「とにかくそういうことなの!」もしくは「もういい!」ってな「ハイ!終了」的幕切れが多い。
自分は、その幕切れもスッキリしないんだよなぁ。
それでも、また次の一日が始まる。
脱線しながらもアツく語っていた奥様の言葉を思い出しながら。
なんだかんだいっても、家庭は奥様あってのものだからね。